新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第八百二十五話 決め手は木靴
第八百二十五話 決め手は木靴
オランダは縞柄のスカート、胸あての部分に花柄をあしらった黒字のエプロンそして可愛い柄の木靴という自分の女性の地域の今の服装を見てベルギーに言いました。
「俺も民族衣装出したで」
「フォーレンダムの服やね」
「そや」
見れば頭の帽子も可愛いです。
「靴もそれでいってみたわ」
「クロンペンやね」
「やっぱり木靴や」
オランダはというのです。
「チューリップ畑に風車でや」
「兄ちゃんの昔の姿やね」
「今は誰も履いてへんけどな」
「それでもお土産として売ってるさかい」
「履いてもらったわ」
そうしてもらったというのです。
「木靴もな」
「そやね」
「それで勝負するわ、ただや」
「ただ?」
「別にお金かかってへんから楽しんでくで」
「それやと楽しむんやね」
オランダもお金がからまないと普通になります、それで今回は楽しんで参加するというのです。
第八百二十五話 完
2020・10・28
ページ上へ戻る