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ドリトル先生と牛女

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第二幕その四

「世界的に」
「そして牛女も」
「この前話題に出た」
「あの妖怪もだね」
「言うなら女性の和風ミノタウロスだね」
 そうなるというのです。
「牛女は」
「まさにそうだね」
「言うならね」
「お話を聞くと」
「体当たりでトラックを吹き飛ばしたというお話もあるけれど」
 それでもというのです。
「温厚だっていうのがね」
「その実なんだ」
「悪い妖怪じゃないんだ」
「そうなのね」
「日本は悪い妖怪は少ないかな」 
 先生の見たところではです。
「実は」
「そうなんだ」
「そんなに多くないんだ」
「日本に悪い妖怪は」
「人を襲ったりする妖怪はね」
 そうした意味で悪い妖怪はというのです。
「調べたら少ないかな」
「そういえば狐さんや狸さんも」
「人を化かしたりするけれど」
「そんな極端に悪いことはしないね」
「言われてみると」
「悪戯は多いけれど」
 そうしたことをする妖怪はです。
「それでもね」
「人を襲ったりする妖怪は少ない」
「言われてみればそうかな」
「むしろ愛嬌のある妖怪の方が多いかな」
「言われてみると」
「ただ、血を吸う妖怪はいるよ」
 そちらはというのです。
「日本にもね」
「所謂吸血鬼だね」
「吸血鬼のいない国もいないね」
「言われてみたら」
「うん、中国にはいないって言った小説家の人がいるけれど」
 それでもというのです。
「中国にもいるしね」
「キョンシーだよね」
「キョンシーも吸血鬼だしね」
「中国で特に有名な妖怪だけれど」
「キョンシーがそうだね」
「うん、南洋にも中南米にもアフリカにもいるし」
 それにというのです。
「北米でもだしね」
「東欧は一番有名だけれど」
「あそこがね」
「ドラキュラ伯爵のお話もね」
「東欧の吸血鬼がもとだし」
「そして日本でもね」
 この国でもというのです。
「吸血鬼はいるよ。濡れ女とか首は飛ぶろくろ首とかね」
「ろくろ首って首が伸びるけれど」
「飛ぶ種類もいて」
「それでそちらのろくろ首は吸血鬼なんだ」
「そうなんだね」
「そして首が伸びるろくろ首は穏やかだけれど」
 それでもというのです、先生は日本の妖怪の中でも特に有名なものの一つをここで皆にお話していきました。
「けれどね」
「そっちのろくろ首はだね」
「首が飛ぶ種類は」
「吸血鬼で怖い」
「そうなんだね」
「そう言われているよ、また妖怪の種類が豊富で」
 日本はというのです。 
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