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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第四百十八話 迷宮(ダンジョン)その十九

「金もある」
「だからですか」
「食いものも飲みものも用意出来てな」
 そしてというのだ。
「医療品も薬も用意出来る」
「全部買ってですか」
「それが出来る」
 用意、それはというのだ。
「出来る」
「そうですか」
「だからですか」
「そうだ、それでだ」
 それ故にというのだ。
「そのことは心配無用だ」
「それじゃあ」
「今から早速だ」
「決戦の用意ですね」
「それに入る」
「何か話が一気に進んだけれど」
 それでもとだ、ヘスティアが左に行ってきた。
「これからがだね」
「これまでは緒戦だ」
「これからが本番って訳だな」
「そうだ、それでも戦うな」
「僕はベル君と一緒にいるって決めたからね」
 だからだとだ、ヘスティアは左に笑って応えた。
「当然のことだよ」
「そうか、ならな」
「これからだね」
「戦うぞ」
 こう言ってだった、左は微笑んだ。そして戦場から館に戻った彼等の前にはもう仲間達が集まっていた。


第四百十八話   完


                2020・4・1 
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