新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第七百五話 突然の辞任
第七百五話 突然の辞任
日本は上司の一番偉い人に言われました。
「もう体調がね」
「だからですか」
「次の人にやってもらうよ」
「残念ですが」
「僕もまだやりたいことがあったけれど」
腕を組んで難しいお顔での言葉でした。
「けれどね」
「お身体のことがですね」
「うん、だからね」
「後は、ですね」
「バトンを渡すから」
それでというのです。
「次の人と宜しくね」
「今までお疲れさまでした」
これは月曜のお話でして。
金曜日にご自身が会見で言ってでした。
「まだ大変ですが」
「頑張っていかないと駄目だね」
「私達が」
日本は年号を発表した人に応えました。
長い間頑張ってきた人が去りました、そしてバトンは次の人の為に置かれて今度はその人のお話になるのでした。
第七百五話 完
2020・8・29
ページ上へ戻る