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新ヘタリア学園

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第六百五十話  ギリシア神話みたいに

第六百五十話  ギリシア神話みたいに
 ルーマニアがワラキアといった頃の上司だったブラド四世はあまりにも有名な人です、世界で知らない人の方が少ない位でしょう。
 その人についてイギリスは同じ魔法部ということからルーマニアに言いました。
「あの当時でもだったな」
「残虐な人だったずらな」
「幾ら当時串刺しが普通でもな」
 それでもというのです。
「やたらしたしな」
「もっと凄い刑罰も大好きだったずら」
「そうだったよな」
「そして串刺しの林の中で平気で飲み食い出来たずら」
「三国志にそんな人いたな」
 董卓という人です。
「ちょっとしたことで滅茶苦茶残虐に殺してたな」
「おいらも見ていてドン引きだったずら」
「そんなのだからな」
 イギリスは真剣なお顔で言いました。
「ゲゲゲの鬼太郎六期でガチで吸血鬼扱いだったな」
「エリートの時だったずらな」
「それでも違和感なかったしな」
「エリートよりずっと怖い人だったずら」
 本当に吸血鬼だったことは流石にないでしょうが漫画の吸血鬼よりも怖い、そうした人であったのです。


第六百五十話   完


                    2020・8・1
 
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