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ソードアート・オンライン∼もう一人の英雄∼

作者:狼 アサ
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七話 S級食材とA級食材

 
前書き
 遅くなって本っっっっっっ当に申し訳ありません。
気が付いたらもうはや一ヶ月………
更新してなかったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
夏休みになったので、バンバン投稿していければなと思います。
では、どうぞ! 

 
「なんでこんなレアなの持っているんだ……?」
「いや、キリトが捕まえたラグーラビットの方がレアだからね」
「…………ロア、いつの間に」
「S級食材とA級食材か……料理のし甲斐があるじゃない」
キリトは疑問を持ち、僕はそれに答え、アクは過去を思い出そうとし、アスナはより一層燃えている。
「とりあえず料理しようよ。……と言ってもアスナとアクが頑張るんだけどね」
もう話がそれそうになっていたからパンパンと手をたたき三人に呼び掛けた。
「あいあいさー。ロアキャプテン」
「了解。じゃあわたし達は料理しとくわね」
「あ、俺、料理のところ見てみたい」
「んじゃあ僕も」

アスナについて行って料理場(キッチン)へと向かう。
ラグーラビットはアスナ。ベイクラビットはアクが料理することになった。
すばやく準備をしているアスナ達を見ているとアスナが
「ほんとはもっと手順があるんだけど、SAOの料理は簡略化されすぎていてつまらないわ」
という。それに乗っかるようにアクも
「ほんとそれ。もっとちゃんと作りたい」
ボソッとつぶやく。
へぇ。現実世界ではアスナもアクも料理してたんだ。…………まぁ僕もしてたんだけど。
(諸事情により料理部分をカットします by 狼アサ)

「「いただきまーす」」
とキリトとアスナが言う。それに続き
「いただきます」
「………いただきます」
と僕とアクが言う。
シチューと化したラグーラビットと焼き鳥(いや、焼きウサギかな?)と化したベイクラビットを黙々と食べた。
やがて文字通り食材の痕跡が無くなった皿と鍋を前にアスナは深いため息をついた。
「あぁ……いままで頑張って生きてきてよかったぁ」
ため息と同時にそんなことを呟いた。
アクとキリトを見ると二人とも同感のみたいだった。え?僕?僕も全く同感だよ。

それからこの頃は血ナマコになって攻略に励む奴がいなくなった。っていう話とかもうここが現実になってきている。とか早く現実世界に帰りたいだとか……
アクは現実世界に嫌な思い出でもあるのか「帰りたくない」って言っていた。
するとギルドの話になってキリトのソロやめときな話が出ていつの間にか
「じゃあわたしとしばらくパーティー組みなさい。あ、アクちゃん達も良ければ入ってね。
あと、今週のラッキーカラー黒だし」
最後のは何?アスナ。さすがにつっこむよ。
「はぁ?」
おや、キリトも意味不みたいです。
てか、アスナ大胆に行くねぇ。
「アク、どうする?」
そう言っていながらも目では『コトワットコウ』と合図する。
アクは分かったようで『モトカラソノツモリ』と返って来た。……もちろん視線でね。
「……アスナ、私たちはこのコンビのままいるからパーティーの件、断っとく。……でも、ありがとうね。誘ってくれて」
アスナにアクはそう言う。

「よし……じゃあ僕等はもうそろそろお暇するね」
「……お邪魔しました」
僕等がそう言って出ていこうとするとキリトが目で『ニゲルナヨ』と言っていた。
『シツレイナ』とキリトに目線で言う。
キリトは多分だけどアスナが好き。
アスナもキリトが好き。
本当は両想いなのに、僕等が邪魔しちゃあ悪いからね。
出ていく前にアスナに
「頑張れ」
って小声で耳打ちしたら、意味が分かったのか顔をぼわっと赤く染め上げた。

二人の恋、実るといいな。
そう思いながらセルムブルグを後にした。
 
 

 
後書き
ロア「久しぶりにしては文字数千五百、超えてないじゃん」
アク「…………ほんとそれ」
狼「あの、僕、忘れないでね」
ロア「狼も全然更新とかしないし」
アク「…………狼をこの場でいじりまくってやってもいいのに」
狼「あ、あの、僕、いる……」
ロア「どうせオリジナル作品みたいにOBENKYOUとか言うんだろうなぁ。
   ……………………まぁ、僕もあれ、嫌だったけど」
アク「…………………………私、それで現実世界に戻りたくないの」
ロア「そっか…………まぁ、SAOを無事にクリアすれば話、聞いてあげるよ」
アク「………うん」
狼「あの~。お二人さん?僕、いるんだけど。ほったらかしにしないでくれる?
  これ、逆に物理攻撃より痛いから。心が」
ロア「さて、狼はいないけど、読者が飽き飽きしてくると思うから、もうそろそろ行きましょうか」
アク「………うん。読者の皆様。次回もよろしくお願いします」
ロア・アク「「バイバーイ」」



狼「僕、ここにいるよ!忘れないで!ねぇ!」
 
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