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ドリトル先生の野球

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第四幕その十

「それでもね」
「世の中にとっていいことだから」
「善行であることは事実だね」
「そのことは」
「よく企業を嫌う人もいるけれど」
 先程お話したマスコミや新聞記者を主人公にした漫画やそういう風な人達のことを思いつつです、先生は言いました。
「そうした人達が果たして企業程世の中に貢献しているか」
「確かに悪徳企業もあるけれどね」
「世の中に善人と悪人がいるのと同じで」
「そうした企業もあるわね」
「中には犯罪をしていたり」
「そうだね、けれど日本のマスコミや知識人の酷さを思うと」
 先生が最近よくお話しているその人達のことをというのです。
「本当にね」
「そうした人達は只の害毒で」
「どうしようもないわね」
「そんな人達は」
「どうにもないわね」
「文句ばかり言って何もしない人はどうかな」
 先生は皆に尋ねました。
「一体」
「全然駄目ね」
「文句言うなら動けば?ってなるよ」
「何もしない、出来ないじゃ人はついてこないわよ」
「絶対にね」
「そうだね、日本のマスコミはやりたい放題で捏造や偏向報道ばかりで」
 それでというのです。
「世の中に害毒を撒き散らしてばかりで」
「何の貢献もしていないね」
「本当に中世の教会みたいよ」
「まさか今同じ位酷いものが世界にあるとは思わなかったけれど」
「それも日本に」
「まだ中世の教会には立派な人がいたけれど」
 それでもというのです。
「日本のマスコミはどうか」
「いないみたいね」
「本当にあの漫画の主人公みたいな人ばかり?」
「シェークスピアさんも驚く様な卑しい人ばかりみたいだね」
「どうも」
「そんな世界はなくていいよ」
 世の中に害毒ばかり撒き散らして卑しい人しかいない世界はというのです、先生は心から思って言いました。
「本当にね」
「全くだね」
「それよりも企業の方が貢献してるね」
「マスコミも企業だけれど」
「悪徳企業ばかりだね」
「マスコミも文化事業はしているけれど」
 先生はこちらの人達もとお話しました。
「慈善事業もね」
「他の行いがあんまりだから」
「プラスマイナスでマイナスだね」
「それもかなり」
「うん、善悪はプラスマイナスという考えもあるね」 
 先生はこちらのお話もしました。
「いい人も欠点があったり悪いことをするし
「悪人だって同じだね」
「いい部分があるしいいこともするね」
「それでプラスマイナスで考えて」
「どうかよね」
「それでプラスマイナスで考えて」
 そしてというのです。
「日本のマスコミの多くはね」
「マイナスだね」
「それもかなり」
「そうなるね」
「まさにヤクザ屋さんよりもね」
 正真正柄の悪い人達よりもというのです。
「酷いのがね」
「日本のマスコミだね」
「他の国のマスコミも問題あるけれど」
「日本のマスコミは特に酷いからね」
「かなりのマイナスだね」
「そうだよ、多分世界でも最悪レベルだよ」
 日本のマスコミの質はというのです。
「ここまで酷いとね」
「まあ北朝鮮に人を送ってね」
「地上の楽園とか言って」
「それで誰も生きて帰って来ないし」
「そのことに責任を取らないのならね」
「これは悪魔と言ってもね」 
 先生にしては珍しく厳しい口調での言葉でした。 
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