新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第六百二十三話 全軍一丸となり
第六百二十三話 全軍一丸となり
オスマン=トルコとティムール朝はそれぞれの軍隊をアンカラの地で対峙させました、その戦いはといいますと。
壮絶でした、トルコもその戦いを見て言いました。
「こんな戦いはじめてだぜ!」
「勝つ!必ずな!」
バヤジィト三世はそのトルコに言います。
「ティムールに臆するな!」
「おう、わかったぜ!」
トルコも頷きそうしてでした。
オスマン=トルコ軍は果敢に戦いました、ですが。
ティムールは強かったです、それでトルコはほぼ無傷で戦場を離脱出来たイエニチェリの人達に言われました。
「あの人捕虜になったのか!?」
「はい、どうやら」
「間違いありません」
「おい、まずいな」
トルコはバヤジィト三世が敵の捕虜になったと聞いて言いました。
「上司の人がいねえとな」
「国が崩壊します」
「ここは国の一大事です」
「おう、早く何とかしねえとな」
戦争に負けただけでなく上司の人も捕虜になってしまいました、今オスマン=トルコは建国以来最大の危機を迎えました。
第六百二十三話 完
2020・7・19
ページ上へ戻る