新ヘタリア学園
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第六百二十一話 ティムール朝
第六百二十一話 ティムール朝
ティムール朝がトルコに迫ってきています、この国はどんな国かといいますと。
「モンゴルかい」
「はい、実際モンゴル人の国でして」
「まさにあの国の再来です」
「そんな国です」
「また出て来たんだな」
モンゴルがとです、トルコは思いました。
「またそれはな」
「はい、まさかですね」
「また出て来るとは」
「東の方では長江や黄河の流域から追い出されたそうですが」
「まだ国としてあるのですね」
「それでこっちにも来たんだな」
モンゴルにというのです。
「そうなんだな」
「はい、そしてです」
「戦争になりそうです」
「これはまずいか?いや」
トルコは思いました。
「バヤジィトさんならな」
「勝てますね」
トルコの人達も思いました、あの人ならモンゴルに勝てるかも知れないとです。それがどれだけ強敵でも。
第六百二十一話 完
2020・7・18
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