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新ヘタリア学園

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第六百十三話  運命の上司

第六百十三話  運命の上司
 トルコはある人に声をかけられました。
「これからやっていくぞ」
「そういうあんたは誰でい」
「オスマンだ」
 こうトルコに名乗りました。
「これまでアナトリアは地味だったがな」
「セルジュクさんが弱ってからな」
「だが私は頑張るぞ」
 こうトルコに言います。
「再びアナトリアを統一してだ」
「そうしてかい」
「イスラム世界に知られた国になる」
「頼もしいこと言ってくれんじゃねえか」
「私は本気だ」
「その本気信じさせてもらうぜ」
「うむ、ではだ」
「これから頼むな」
 トルコはその人に笑顔で言いました。
「何かとな」
「今はまだ小さいがな」
 ですがここにでした。
 トルコは運命の上司の人を得ました、そして世界に名を遺す素晴らしい大帝国になっていくのでした。


第六百十三話   完


                  2020・7・14
 
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