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新ヘタリア学園

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第六百一話  モンゴルが来た

第六百一話  モンゴルが来た
 エジプトはそのお話を聞いて真っ青になりました。
「何、それ」
「何もそれもじゃねえぜ」
 お話をするトルコも深刻なお顔です。
「そういう連中ってことだよ」
「一気に世界を席巻している」
「ああ、物凄い勢いでな」
 そうしているというのです。
「欧州にも行って金もだよ」
「征服して」
「それで宋もでな」
 繁栄していたこの国もです。
「制圧してだよ」
「こちに来ている」
「馬に乗ってな」
「あの辺りは騎馬民族だけれど」
「これまでより遥かに強くなってるんだよ」
「その連中がこっちに来ている」
「大変なことになったぜ」
 こうお話している間にです。
 何とアッバース朝がそのモンゴルに滅ぼされました、そしてです。
 モンゴルはバグダートを破壊したうえでさらに進んできました、十字軍以上の危機がイスラム世界に訪れてきていました。


第六百一話   完


                    2020・7・8
 
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