新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第五百六十五話 敵が弱ってから
第五百六十五話 敵が弱ってから
将軍の人は敵軍が弱ったと見てビザンツ帝国に言いました。
「ここで、です」
「攻めるのね」
「そうします」
「何か冷静な采配ね」
「焦ったら負けです」
戦争はというのです。
「ですから」
「それでなのね」
「はい、この様にしてです」
口調も冷静なものです。
「戦うつもりでしたし」
「実際に戦っているのね」
「左様です、ではです」
「次はなのね」
「攻めましょう」
こう言って実際にでした。
ビザンツ帝国軍は攻撃に出ました、そうしてです。
自軍の歩兵部隊に突っ込んでしまった敵の騎兵隊を追って攻撃を仕掛けて散々に打ち破りました、将軍はその後でまたビザンツ帝国に言いました。
「騎兵とて無敵ではありません」
「対策はあるのね」
それを万全に行ったからこその勝利でした、これがタギネーの会戦です。
第五百六十五話 完
2020・6・20
ページ上へ戻る