新ヘタリア学園
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第五百六十一話 騎馬というと
第五百六十一話 騎馬というと
ローマはかつて騎馬隊に物凄く苦しめられました、そして東の方で受け継いだビザンツ帝国は優れた騎馬隊を持っていましたが。
東欧全体が騎馬隊が発達していました、それはハンガリーも同じで。
「誰か俺と戦いたい奴いないか!」
「こいつ強いな」
プロイセン当時ドイツ騎士団と言われた彼はまだ小さいハンガリーに苦戦しました。
「随分と」
「俺の騎馬隊に勝てるのかよ」
「悔しいが勝てないな」
「そうだろ、お前も強いけれどな」
完全に馬鹿にしたお顔で言います。
「俺に勝てる程じゃねえんだよ」
「くそっ、俺も騎馬隊持つからな」
ドイツ騎士団はこの時誓いました。
ですが後にプロイセンになった時にもでした。ハンガリーは相変わらず仲の悪いプロイセンに言いました。
「あんた馬の乗り方悪いから」
「だから騎兵隊弱いっていうんだな」
「何で背筋立てて乗るのよ」
「恰好いいからだよ」
「それバランス悪くなるから」
それで上手に戦えないというのです、ハンガリー騎兵は強いままでしたがプロイセンはどうかというままだったみたいです。
第五百六十一話 完
2020・6・18
ページ上へ戻る