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ガルパ☆ピコ Withしおん

作者:アキナ
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Pico07 さーくる☆合同ライブ対策会議(カオス確定)

 
前書き
お久しぶりです。
今月に入ってなんと3本目の投稿です。

今回の出演者は

戸山香澄
花園たえ
牛込りみ
山吹沙綾
市ヶ谷有咲

美竹蘭
青葉モカ
上原ひまり
羽沢つぐみ
宇田川巴

丸山彩
氷川日菜
白鷺千聖
若宮イヴ
大和麻弥

湊友希那
氷川紗夜
今井リサ
宇田川あこ
白金燐子

弦巻こころ
瀬田薫
北沢はぐみ
松原花音
奥沢美咲

御神亜麻音
大和萌々
和奏レイ
佐藤ますき
湊由愛
青葉帆乃花

月島まりな

です。
それではどうぞ。
 

 
此処は・・・・参加型演奏用施設「さーくる☆」。
日夜、ガールズバンド達が全身全霊のライブを交わす場所である。
同場所に在るは特設大会議室。
その場所で迅速に机が並べられる。
そして迅速に資料が配布される。
その直後、会議メンバーが着席する。
さぁ、それではそのメンバーを紹介しよう。

Poppi’n Party 戸山香澄
Poppi’n Party 牛込りみ
Poppi’n Party 山吹沙綾
Poppi’n Party 花園たえ
Poppi’n Party 市ヶ谷有咲

Afterglow 美竹蘭
Afterglow 青葉モカ
Afterglow 上原ひまり
Afterglow 羽沢つぐみ
Afterglow 宇田川巴

Pastel✽Palettes 丸山彩
Pastel✽Palettes 白鷺千聖
Pastel✽Palettes 氷川日菜
Pastel✽Palettes 大和麻弥
Pastel✽Palettes 若宮イヴ

Roselia     湊友希那
Roselia     氷川紗夜
Roselia     今井リサ
Roselia     宇田川あこ
Roselia     白金燐子

ハロー、ハッピーワールド 弦巻こころ
ハロー、ハッピーワールド 北沢はぐみ
ハロー、ハッピーワールド 瀬田薫
ハロー、ハッピーワールド 松原花音
ハロー、ハッピーワールド 奥沢美咲

Sublimatum   御神亜麻音
Sublimatum   和奏レイ
Sublimatum   佐藤ますき
Sublimatum   湊由愛
Sublimatum   大和萌々
Sublimatum   青葉帆乃花

さーくる☆スタッフ 月島まりな

・・・・・・の総勢32名である。
緊張した空気の中、会議が始まるのだった。
尚、所属バンドと名前がフルネームで名札とは違う方向でテキストが立体化している・・・とだけ言っておく。

「あー・・・・、セリフの後の役名は今日はフルネームかな」(大和萌々)
「・・・・・何を言っているの。萌々」(湊由愛)
「多分作者の考えている事の説明・・・じゃないかな」(青葉帆乃花)
「・・・・なんで、帆乃花がそんな事解んだ・・・・?」(佐藤ますき)
「さぁ・・・・?帆乃花が『作者の分身』とか・・・・?」(和奏レイ)
「あぁ、そうかも。葵ちゃんみたいなポジか・・・・・」(大和萌々)
「なんで・・・霧島葵さんが出てくるの・・・・?」(湊由愛)
「さぁ?例え」(大和萌々)
「確かに葵ちゃん(あの子)瑠璃神(別作品)でそんなポジだけども!私は違うよ?!そんなポジの人間は此処には居ないの!!・・・てか、あんまり長いセリフは勘弁して!蒼紗(作者)のタダでさえ少ない集中力が削られて投稿時期が遅れるんだしさ・・・・」(青葉帆乃花)
「いや、マジで何言ってんの?メメタァもメメタァだし作者が自虐ってネタにしてんのかってくらいのスレスレなネタ言ってんだけど・・・・・仕事疲れか、帆乃花」(御神亜麻音)
「えぇ・・・それを仕事中毒(ワーカーホリック)な亜麻音に言われるの?それもそれでアレなんだけど・・・・・」(青葉帆乃花)
「なにその私の扱い酷くない?・・・そんなに酷いかな私の状態」(御神亜麻音)
『『『『『『『『酷い』』』』』』』』(御神亜麻音除く全員)

まさかの私以外の意見が一致し全員に揃って言われた。

「えぇ・・・・?そう・・・かなぁ・・・?」(御神亜麻音)

私はショックを受け不思議そうに首をこてん。と傾げた。

『『『『『『『『/(^o^)\ナンテコッタイ。自覚なしだった!この人』』』』』』』』(御神亜麻音除く全員)

私以外の皆が驚愕の表情で中にはorzなメンバーもいた。
私の天使級な義妹のこころも頭を抱えてこの世の終わりみたいな表情をしていた。
・・・・・解せぬ。と、いうか凄く精神(こころ)にダメージ大なんだけど。
みると、有咲・つぐみ・彩・あこ・燐子・美咲といった「私の癒し枠」の面々にも同じ表情をされていた。
/(^o^)\ナンテコッタイorz

「・・・では、この会議後に『第742回 御神亜麻音休日包囲網対策会議』を開催する事を私は提案します」(氷川紗夜)

私を横目にそんな事を提案した紗夜。

『『『『『『『『賛成―。異議なし』』』』』』』』(御神亜麻音除く全員)

まさかの全会一致で紗夜の案は可決されたのであった。
私は・・・・また仕事が減らされるのではないかと戦々恐々だった。(末期)

「有難うございます。では開催の方向で。戸山さん、会議の方をお願いします」(氷川紗夜)

紗夜の言葉で香澄に話は振られ、本会議が開幕する。

「今日は集まってくれてありがとう!」(戸山香澄)
「以前からお話をさせていただいていた『さーくる☆合同ライブ』ですが、この度、皆さんの賛同を得ることができましたので、本日第1回目の打ち合わせをしたいと思いまーす」(牛込りみ)

りみの発言に拍手が起きる会場内。

「ホラ香澄、趣旨の説明」(市ヶ谷有咲)

有咲が香澄に今回の会議の趣旨の説明を求めた。

「はい! みんなでキラキラドキドキの楽しいライブが出来ればいいなって思います!」(戸山香澄)

香澄節全開だった。
会場全体がどんよりした空気に包まれる。
香澄が趣旨説明したらこうなるって解ってはいたが安定かよ。
ポピパのバンド練習に私と同じく参加している由愛も私と同じ表情だった。

「えっと・・・・具体的には・・・・?」(氷川紗夜)
「う・・・・具体的・・・・・?」(戸山香澄)

紗夜の説明を求める指摘に言葉が詰まる香澄。
この香澄の行動で由愛と私はなんとなく察した。

「あ・・・・コイツ、やっぱり何にも考えてないな」

と。
そう心の内で思っていたら、

「えっと・・・ソラ姉は今の解ったの・・・?」(宇田川あこ)
「ええ。大体は」(御神亜麻音)
「貴女もなの、由愛」(湊友希那)
「ええ。大体理解できたわ。お姉ちゃん」(湊由愛)
「じゃあさ・・・・説明してくれない?」(今井リサ)
「解ったわ」(御神亜麻音)
「由愛さんも・・・・説明・・・お願いします」(白金燐子)
「了解です、今から説明しますね」(湊由愛)

暫く、私と由愛による趣旨説明が行われた。

「――と、言う訳です」(湊由愛)
「・・・・・成程。そういう事ですか。亜麻音さん、由愛さん説明有難うございます」(氷川紗夜)
「何か、質問とかは無いでしょうか?」(御神亜麻音)
「無いから大丈夫だよ」(丸山彩)
「では、趣旨説明はこれで終了させて頂きます」(御神亜麻音)
「亜麻音先輩、由愛ちゃん、ありがとう!お陰で助かったよ~」(戸山香澄)

趣旨説明を終わらせた私と由愛は屈託のない笑顔で御礼を言う香澄を見たら、無性にイラッときたので・・・・・

ごすっ(×2)

真横に浮かんでいた名前テロップを手に持ち、香澄の頭を叩いた。
音的に「殴った」でも良いだろうが、そういのは些細なことである。

「(T~T;。)イタ―ッ!!なんでぇ~~~~・・・・」(戸山香澄)
「香澄ぃ、私も由愛も言ったはずだよねぇ?」(御神亜麻音)
「なのに・・・何で纏められてないのかな?」(湊由愛)
「えっとぉ・・・・・」(戸山香澄)
「何?」(御神亜麻音)
「そのぉ・・・・」(戸山香澄)
「何かしら?」(湊由愛)
「素で忘れてました(∀`*ゞ)テヘッ」(戸山香澄)

ごすっ(×4)

香澄の脳天にテロップ炸裂(2度目)
そして、『圧』×2。

「すみませんでした・・・・・」(戸山香澄)
「解れば宜しい」(湊由愛)
「次、行きましょ?」(御神亜麻音)

香澄が謝罪した事でOHANASHIは終了し、私は次の議題に移る様、促した。

「ねぇはぐみ、美咲・・・姉様が怖いわ・・・・」(弦巻こころ)
「お願いだから思い出させないで。こころん」(北沢はぐみ)
「うん。あたしもはぐみと同感」(奥沢美咲)
「すまない・・・・花音。暫く此の儘で居させて・・・」(瀬田薫)
「ふぇぇ・・・・・薫さん!?一体、どうしたの!?」(松原花音)
「花音・・・悪いけど此の儘にさせてあげて頂戴」(白鷺千聖)
「えっ・・・えええーっ!?どうしてなの、千聖ちゃん!?」(松原花音)
「多分・・・昔の(|| ゚Д゚)トラウマーが再燃したんだと思うわ」(白鷺千聖)
「あぁ・・・薫くんもなんだ・・・」(氷川日菜)
「そういうヒナさんも顔が真っ青なんですが・・・・」(若宮イヴ)
「日菜ちゃん!?ちょ・・・大丈夫!?」(丸山彩)
「あらら・・・皆、(|| ゚Д゚)トラウマー再燃しちゃってますね・・・」(大和麻弥)

なんか、(|| ゚Д゚)トラウマー再燃者続出していた。

「まぁ・・・亜麻音怒ったらこうなるって思ったけども」(大和萌々)
「まさか、由愛まで怒るとは思ってもみなかった」(和奏レイ)
「で・・・どうするんだ?これだと此の儘の続行は不可能だろ・・・」(佐藤ますき)
「そうね。一旦休憩挟んだほうがいいかしら」(青葉帆乃花)
「確かにその方が良いかもですな・・・」(青葉モカ)
「そうでしょ~モカぁ~」(青葉帆乃花)

帆乃花の提案にモカが賛同し、それを嬉しく思った帆乃花は此処でまさかの超シスコン発動。
モカを堪能し始めた。

「ちょっ・・・・お姉ちゃん!?」(青葉モカ)
「また・・・始まっちゃったね、つぐ・・・・」(上原ひまり)
「あはは・・・(苦笑)」(羽沢つぐみ)
「で、どうするんだ?蘭」(宇田川巴)
「・・・・放置。関わったら大変なことになるし」(美竹蘭)
「だな・・・・」(宇田川巴)
「ゴメンね・・・モカちゃん」(羽沢つぐみ)
「頑張ってね・・・モカ!!」(上原ひまり)
「そ、そんなぁ・・・・・(_Д_)」(青葉モカ)

まさかの仲間に見捨てられたモカの表情は絶望に染まっていた。
まぁ、私も止めないけどな。

と、いうわけで暫く休憩タイムとなった。
その間、(|| ゚Д゚)トラウマー再燃組の回復、
そして・・・・

「お姉ちゃんなんて・・・・嫌い」(青葉モカ)
「ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!(真っ白)」(青葉帆乃花)

という何時ものシスコンオチがあった。
回復が終わり会議が再開される。

「次はライブをする順番でも決めましょうか・・・・」(山吹沙綾)

沙綾の進行で次はライブの順番を決めることになった。

「アタシ達は自分達の演奏が出来れば順番なんて・・・」(美竹蘭)

と、蘭は希望を述べた。

「最後は私達に決まっているわ」(湊友希那)

と希望を述べるのは友希那。
確かにトリを飾るのが相応しいと思うのは無理はない。

「すみません……その日は仕事が入っているので最後にしてもらえると……」(丸山彩)

と、希望を述べるは丸山彩。
確か・・・・ライブ当日は旅番組の収録入ってたな。そういえば・・・・。

「って事は、リーダーも仕事なのか・・・・?」(佐藤ますき)

ますきは私の仕事の有無の疑問を口にした。

「いえ・・・亜麻音ちゃんは・・・その仕事は入ってないので・・・・大丈夫です」(白金燐子)

その疑問に答えたのは手帳を手にした燐子だった。
私のマネージャーの彼女はスケジュール管理も仕事のうちなのだから、知っていても可笑しくはない。

「そっか・・・だったらトップ飾ってもいいよな?」(佐藤ますき)
「おー、ナイスアイデア!ますき!!」(大和萌々)
「私は特に希望もないし賛成かな」(湊由愛)
「私も賛成」(和奏レイ)
「・・・だってさ、亜麻音。どうする?」(青葉帆乃花)
「じゃあ・・・・Sublimatumは最初で」(御神亜麻音)
「あ、はい・・・・。了解です」(山吹沙綾)

こうしてSublimatumはトップバッターとなった。

ラストで私達の歌でドーン! ってリボンのシャワーを撃ったらみんな笑顔になると思うの!」(弦巻こころ)
 
満面の笑みでそう告げるのはこころ。
笑顔が可愛すぎて反則級だわ・・・・・。

「最後に31人全員できらきら星歌いたい!」(戸山香澄)
 
 そんな提案を出してくる香澄。
 
「やっぱり……アタシ達も最後がいいかも……」(美竹蘭)
 
 周りに流されてしまい、意見を曲げてしまう蘭。
 
『う〜ん……』
 
その結果、 6バンド中5バンドが最後を所望するという状況。
その事実に場の空気は重くなってしまった。

「ねぇ・・・お姉ちゃん、ちょっと良い?」(湊由愛)

その空気を打ち破るかの様に発言したのは由愛だった。

「なにかしら?由愛」(湊友希那)
「もしかして・・・・怖いの?」(湊由愛)
「怖いって・・・何の事かしら?」(湊友希那)
「とぼけなくてもいいんだよ?お姉ちゃん・・・私の後に歌うのが怖いんでしょ」(湊由愛)
「由愛・・・・・本気で言ってるの?」(湊友希那)
「当たり前じゃん。お姉ちゃん、私の後に自分が歌うのが怖いから最後に順番を指定したんでしょ」(湊由愛)

まさかの姉である友希那を煽っていた。
場に剣呑な空気が流れる。
リサと紗夜と私が止めようとしたが、無理だった。
湊姉妹の言い合いは続く。

「私も舐められたものね。だったら良いわ。山吹さん、私達は2番目でお願いするわ」(湊友希那)
「あっ・・・はい。了解です・・・」(山吹沙綾)

由愛の挑発にまんまと乗せられた友希那はRoseliaの演奏順を2番目に指定した。
由愛は「してやったり」という表情だった。
まさかの姉をコントロールして順番を決めさせるとか。
由愛・・・策士か。
私・リサ・紗夜はそんな由愛に戦慄していた。
と、同時に次の合同ライブのSublimatumのボーカルは由愛に決定したのだった。
だが、残りのバンドが決まらない。

「どうしよう・・・・沙綾ちゃん」(牛込りみ)
「えっと・・・どうしましょう・・・・亜麻音先輩」(山吹沙綾)

まさかの私へ振られる事態に。

「えっ・・・うーんとそうねぇ・・・燐子ちょっと良いかしら?」(御神亜麻音)
「はい・・・。何でしょう?亜麻音ちゃん」(白金燐子)
「今度の収録の時間変更ってどうなのかしら・・・?」(御神亜麻音)
「それは・・・スケジュール的に厳しいかと・・・・」(白金燐子)
「そっかぁ・・・・」(御神亜麻音)

燐子と私は「Pastel✽Palettesの収録の時間変更は不可能」という話し合いの結果に達し、Pastel✽Palettesの最後が確定。
それで、残りの3バンドについてはくじ引きで決めることになった。
演奏順も確定し、次の議題に移る事になった。

次は・・・タイトル決めになった。

「キラキラパーティー!」(戸山香澄)
「有り得ない。もっと荘厳なものが良いわ」(湊友希那)
「安直すぎない・・・?」(湊由愛)

香澄の案は湊姉妹に敢無く却下される。

「深淵の闇による狂乱の……えと……」(宇田川あこ)
「……宴」(白金燐子)
「うたげー!!」(宇田川あこ)
「おぉーーカッケェな、それ!!」(佐藤ますき)
「ねぇ・・・・亜麻音」(和奏レイ)
「うん。どっちかといえば今回は闇とは対極よね。『天空の極光』的な」(御神亜麻音)

ますきが賛同したあこの案はレイと私の指摘によって却下。

「ミッシェルと愉快な仲間達!」(北沢はぐみ)
「それミッシェルしか強調されてないよね?!」(奥沢美咲)
「商店街の皆様にご協賛頂いて、ネーミングライツを取るというのはどうでしょう?」(白鷺千聖)
「それは却下かな。時間がかかり過ぎるし。今からやっても間に合わないわよ?それに想定外の用意と予算が必要になるわ」(青葉帆乃花)

千聖の案は帆乃花による正論で論破。

「アタシ達はいつも通り自分達の演奏が出来ればそれで良いから」(美竹蘭)
「蘭〜、そればっかりだね〜」(青葉モカ)
「それ以外に言うことがないんじゃないかしら?」(青葉帆乃花)
 
 先程から繰り返すように同じことしか言わない蘭に、青葉姉妹の辛辣な事実が告げられる。

・・・・という訳で中々タイトルが決まらなかった。
そんな中で・・・・・

「とぅいんくる☆さーくりんぐ☆・・・・」(大和萌々)
「・・・・姉さん?」(大和麻弥)
「いや、だから『とぅいんくる☆さーくりんぐ☆』ってのはどうかなと」(大和萌々)

萌々がポツリとタイトル案を呟いた。
それを聞いた皆はしばし無言に・・・・。

「えっと・・・やっぱり・・・・却下・・・だよね?」(大和萌々)

萌々は申し訳なさそうに返答を尋ねた。

『『『『『『『『『採用決定!!!!!』』』』』』』』(大和萌々以外全員)

が、まさかの全会一致で可決されたのであった。
こうして、次のライブのタイトルは『とぅいんくる☆さーくりんぐ☆』に決定したのであった。

こうして、止まったりしながらも会議は進む。
そしてある時。

ばーんっ

香澄の机の叩く音が会場内に鳴り響く。
そして全員が香澄の方を向いた。

「みんな・・・・」(戸山香澄)
「香澄・・・・」(山吹沙綾)

香澄はゆっくり立ち上がり、そっと発言した。
沙綾や私をはじめとする全員が香澄の二の言を静かに待つ。

「私、お腹空いたかも」(戸山香澄)

まさかの告白だった。
緊張したムードを返しやがれ。

「じゃあ、ファミレス行く~?」(氷川日菜)
「良いねぇ~」(今井リサ)
「では、包囲網の会議もそこでしましょう」(氷川紗夜)
「それがいいですね、紗夜先輩」(羽沢つぐみ)
「ねぇ・・・姉様も大丈夫よね?」(弦巻こころ)
「んーとバイトのシフトあるわね・・・」(御神亜麻音)
「そうなの・・・・」(弦巻こころ)
「大丈夫よ、こころ。次のバイト先、今から行くファミレスだから」(御神亜麻音)
「そうなの・・・だったら姉様と一緒に居られるのね!!」(弦巻こころ)
「上げては落とす・・・罪な(ひと)だね。亜麻音も」(瀬田薫)
「それは・・・どういう意味よ、かおちゃん・・・・・」(御神亜麻音)
「ちょ・・・・、その名前で呼ばないでよ!!は、恥ずかしいから!!あーちゃんっ/////」(瀬田薫)
「あら、自業自得じゃない。かおちゃん?」(白鷺千聖)
「ち、ちーちゃんまでぇっ・・・・・////」(瀬田薫)
「諦めろ。かおちゃん。あ、そうだ、香澄と日菜さぁ・・・」(御神亜麻音)
「ん?どしたの、あーちゃん」(氷川日菜)
「どうしたんですか?亜麻音先輩」(戸山香澄)
「貴女達も私と同じでシフト入ってたでしょ?」(御神亜麻音)
「えっと・・・・・」(戸山香澄)
「あ。そういえばそうだった」(氷川日菜)
「香澄・・・・お前、忘れてたのかよ」(市ヶ谷有咲)
「日菜・・・・貴女、そんな大切な事を・・・」(氷川紗夜)
「「あ、あはは・・・・・」」(戸山香澄&氷川日菜)
「苦笑で逃げ切れると思うなよ?」(御神亜麻音)
「大変だね・・・亜麻音も」(和奏レイ)
「本当にそうよね」(青葉帆乃花)
「あのさ・・・レイ」(花園たえ)
「んー?どうしたの、花ちゃん」(和奏レイ)
「お姉ちゃんも・・・・」(青葉モカ)
「ん?なぁに?モカちゃん」(青葉帆乃花)
「「離して」」(花園たえ&青葉モカ)
「「んーと、却下☆」」(和奏レイ&青葉帆乃花)
「マスキングぅ・・・・・」(花園たえ)
「亜麻音先輩・・・・・・」(青葉モカ)
「「助けて・・・・・(>o<)」」(花園たえ&青葉モカ)
「「無理だ。諦めろ」」(佐藤ますき&御神亜麻音)
「「ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!」」(花園たえ&青葉モカ)

日菜の提案に乗った一同はファミレスに大移動を始めた。
その間、カオスっぷりがハンパないのだが。
まぁ・・・何時ものことか。(感覚麻痺(ブレイカー・ダウン)

次々と退出するメンバー。

「ねぇ・・・・後片付けどうするの?」(月島まりな)

ふと、一人残されたまりなさんが呟いた。

「「あと、ヨロシク!!!((☆´∇)从(∇`★))」」(湊由愛&大和萌々)
「なん・・・だと・・・・・」(月島まりな)

萌々と由愛の返答に戦慄するまりなさん。
しかし、既にまりなさん以外は退出済みでその発言の返答に答える人は誰一人居なかったのであった。
まりなさんは誰も居なくなった会議室で一人、泣く泣く後片付けを始めるのだった。

ファミレスで始まった「包囲網会議」によって新たに友希那と薫がファミレスでバイトする事になった。
薫は意外に有能で、仕事をすぐに覚えて私が不在の時の時間帯責任者になるまでに成長し、私の負担が減った。
一方の友希那は対極で中々仕事を覚えられず、私以外の指導役は匙を投げてしまった。
故に私の胃薬案件となってしまったのである。
要は・・・・

「待 た せ た な 」(胃薬)

状態である。
その対策で妹の由愛を緊急で雇う事になって、見事に姉と妹の逆転現象が繰り広げられたのは全くもっての別の話である。

続け。

 
 

 
後書き
書きたい事思うがままに書いてたらこうなった。

前回の1.5倍の文量という始末。

そして登場人数32人っていう最多の人数の多さ。

あと、瑠唯さんだわ。出てないの。
次回以降で何処で出そうかな・・・・?

そんな期待を持ちつつ、次回もお待ちくださいませ。
次回はオリジナル回(初の)・・・・になるかも。

今月に投稿できるか、来月になるかは不明。

それではまた次回。
ばいばいっ! 
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