新ヘタリア学園
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第四百八十四話 それは保守か
第四百八十四話 それは保守か
日本はあの球界再編の時に某オーナーの走狗どころか太鼓持ちとなり合併反対派を徹底的に誹謗中傷したタブロイド紙を見て東京に言いました。
「この新聞はです」
「絶対に信用したらいけないですよね」
「はい、保守の風ですが」
その実はというのです。
「権力者に媚びています」
「そんな人は保守かといいますと」
「違うかと。若し革新でも本物の革新ではありません」
権力者に媚びた時点でというのです。
「まして人を扇動しています」
「ネットにいる保守の人達を」
「そうした扇動される人達も」
「保守ではないですか」
「そうでは」
本物ではないというのです。
「幕末や維新ではこうした人達は本物の志士ではなかったです」
「こうした人達は碌に自分で情報を検証しませんね」
「信じたい情報を信じるだけですから」
「そして権力者に媚びる新聞を信じるなら」
「また一方だけを信じるなら」
それなら本物ではないというのです、人は信じたい話を信じるといいますが今回日本の自称保守の人達にはかなり見られるみたいです。
第四百八十四話 完
2020・5・10
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