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仮面ライダージオウ 眩い世界

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第二十六章

「前から凄いのが来てるぞ」
「何だ?あいつか」
「エボルトだ、スウォルツが出した奴だけれどな」
「よりによってあいつがかよ」
「だからな」
 それでというのだ。
「ここはな」
「俺とお前でか」
「戦うぞ、いいな」
「あいつは特別か」
「スウォルツが出してるからかなり落ちるだろうけれどな」
 オリジナルのエボルトと比べればというのだ。
「本当にな」
「俺達には分が悪い相手か」
「ああ、そう見るからな」 
 それでとだ、ビルドはクローズに話した。
「二人がかりでいくぞ」
「わかった、また潰してやるか」
「今度こそ完膚なきまでな」
「それじゃあな」
 二人でこう話してだ、そのうえで。
 ビルドとクローズは二人でエボルトに向かった、そうして邪悪の権化を今回も完膚なきまでに叩きのめした。
 クローズは三羽の助けを借りて電王、キバ、ダブルを倒した。しかし。
 まだアナザーライダー達がいる、それで言うのだった。
「数は減ったけれどな」
「まだいますね」
「やっぱり一筋縄じゃいかないですね」
「どうにも」
「そうだよな、じゃあやっていくか」
 このままとだ、クローズは三羽に応えてだった。
 オーズに向かう、そうしつつ三羽に話した。
「後ろや横からな」
「はい、俺達はですね」
「頭をフォローしてですね」
「そうしてですね」
「頼むな、こいつも倒すぞ」 
 こう言ってオーズに向かう、彼等の戦いも続いていた。
 ローグは鎧武、ウィザード、ドライブを、マッドローグはゴースト、エグゼイド、そして邪王を倒した。しかし。
 マッドローグは自分達の前に来たアナザービルドとクロノスを見てローグに話した。
「問題はクロノスですが」
「オリジナルとは違うな」
「どうやら時間を止めることまでは出来ない様です」
「スウォルツにそこまでの力はないからか」
「あの男は時空を行き来出来ますが」
 それでもというのだ。
「そこまでの力はありません」
「だからか」
「はい、強いことは強いですが」 
 それでもというのだ。
「その力は限りがあります」
「ならだ、俺が行く」
「では私はですね」
「もう一体を頼む」
 アナザービルドをというのだ。
「いいか」
「わかりました、引き受けます」
「頼むな、あいつは自分を神と言っていたらしいが」 
 クロノスを見据えてだ、ローグはオリジナルの彼のことを話した。
「力が強いだけだ」
「ならですね」
「自分が神と思い上がっているだけの奴だ」
 所詮はというのだ。
「だからな」
「何ということはないですね」
「所詮な、ならだ」
「これからですね」
「あいつを倒してくる」
「では私はアナザービルドを」
 マッドローグはさらに話した。 
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