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『零点の生き方』

作者:零那
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『As it was at that time.』



どいつもこいつも好き勝手しくさって大人は酷く醜い生き物だ。
死んでしまえばいいのにね。

君はあの頃のままで居てくれるかな?
腐った大人の一部に紛れ込んでるかな?

僕は未だ群れには入れない、入らない。
必要以上は求めない、要らない、怖い...

簡単に壊れるくらい脆いものを、一生かけて守り通す覚悟は在るの?

心の棘を抜いた人には結局特別な想いを抱いてしまう。
深く刺さった包丁を抜くと、血が止まらなくなるから抜いちゃ駄目って言うでしょ?

適切な処置が行われてしまったら救われてしまうよね、どうしても...。

でも僕はきっと関わる人皆を不幸にしてしまうんだろうから。
君みたいにはなれないから...
君のようには生きられないから...

僕はいつまでもあの頃のままで、いつまでも子供なんだろう...。


 
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