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異世界転移した最強の俺、追放されたSSS級冒険者(美少女)を拾う

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数か所にも及び

 間借りしている部屋に転移した俺達。
 そして朝早くに来たために、暇な時間は手合わせを、と狙ってきたメサイヤが俺の前に立ちはだかった。
 しかしその危機はエリカによって抑えられる。

 また、それらを察知したアイル神官長が、

「私も混ざりに来ました」

 とキャサリンを連れて現れて、二人と手合わせをしに来たと俺は恐怖を覚えたがそんな事はなく(キャサリンが冗談はほどほどにとツッコミを入れてくれて助かった)、そのまま話を聞くことになった。
 その“グラッカ教団”に関してだが、捕まえた人物たちから話を聞いたが、操られていたものがほとんどで記憶がなかったらしい。
 また、捕まえたボスの一人からは一応は仮のアジトは見つかったが、何も残っていなかったそうだ。

 今いるこの町が崩壊していないのを確認して、撤退したのだろうという事だった。
 何の痕跡も残っておらず、逆に不気味であったらしい。
 また、残っていた起爆装置を解析してみたが、所々、奇妙な点があったらしい。なんでも、

「“魔法”が歪んでいた、ですか?」
「そうなんです。この世界では見たことがないような奇妙なこう……“黒い”物で、魔法自体が違うものに変わっていて……ただその“黒い物”がこれまで見たことも聞いたこともない物の関係で、我々もどうすればいいのか、どういったものか分からなくなっているのです」
「……確かに、俺でもあの“黒い物”は何かがそこまでよく分からなかったな。この世界のものではなかったりするんじゃないのか?」

 そう俺が言うと、ルーシーが少し黙ってから、

「この世界の物ではない、“異変”。敵の目的……そして破壊。魔王の異常繁殖……関係があったりする? ユウスケがよく分からないといっている……」
「分からないといっても、この世界のものに影響している限りは、“接続”しているってことになるからあ、ある程度は“逆算”してその部分がどういった効果があるかはわかるけれどな」

 そう俺は付け加える。
 変なものでおかしいブラックボックスがあるけれど、周りの影響から観測してどういったブラックボックスであるかは分かる……といった形だ。
 別にスマートフォンは、中の構造は知らないが使えるように、魔法解析では全てを理解せずともその程度でも十分使えると俺は考えている。
 
 などと俺が考えてそう告げるとアイル神官長が、

「なるほど、その部分の周りの影響……なるほど……」

 と言ってアイル神官長が何かを考え始めてそしてすぐに、

「実は別件でこの町でとある異常が以前より起こっていたのですが、知恵をお貸しいただけますか? 実の所私はこの件に“グラッカ教団”が関わっているように思うのです」
「そう、なのですか?」
「ええ、実は最近この町で子供が消える事件がありまして、それを調べていた時に……子供が消えた、といった話があったのです。その後にその場所を調べましたが痕跡はほとんど残っておらず、悪戯だろうといった話に終わっていたのですが……」
「ですが?」

 そこでアイル神官長は一度言葉を切り、

「それが数か所にも及び、しかもそのうちの一か所は……先日、ユウスケさん方が襲われた裏路地だったのです」

 そういったのだった。 
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