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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百九十九話 戦士の名は戦士その五

 お互いのことがわかってきて連携も取れてきた、雪はマミと共に訓練をしてみてそのうえで彼女に言った。
「貴女のスタイルもね」
「わかってきてですね」
「ええ、連携もね」
 それもというのだ。
「取れてきたわ」
「そうですか」
「そう、貴女のマスケット銃は」
 それを使った戦闘スタイルはというのだ。
「銃の性質をわかっているわね」
「マスケット銃は銃口から弾丸を込めます」
「連射は出来ないわね」
「はい、ですから」
「一度に多く出して」
「そして一つの銃を使う事に」
「別の銃を手に取って放つ」
 マミは身の回りに無数の銃を置く、そうして次々に放つそれを見てのことだ。
「そうしているわね」
「そうして戦っていますが」
「そうね、それがね」
「私の戦闘スタイルで」
「私はその貴女と一緒に戦うなら」
 その場合はというのだ。
「貴女は後方にいて」
「そして雪さんは」
「前衛に出て戦うわ」
 そうするとだ、雪はマミに話した。
「そうしていきましょう」
「わかりました」
 マミは雪のその言葉に頷いた。
「それでは」
「ええ、それではね」
 雪はマミに話してその次はだった。
 やはり共に訓練を受けていたヒメアにも顔を向けて話した。
「貴女の魔法も後方支援に向いているから」
「だからなのね」
「そう、貴女も後ろから魔法を使って」
 そうして攻撃を行ってというのだ。
「そうしてね」
「戦っていくべきね」
「前で戦える人の援護をすれば」
「私の魔法が際立つのね」
「そう、それぞれの属性を考えて」
 そうしてというのだ。
「戦っていけば」
「それじゃあ」
「あらゆる攻撃があるなら」
 それならだ。
「その全てを的確に使って戦えば」
「より強くなるから」
「そうしていきましょう」
「わかったわ、それじゃあ」
「貴女は基本彼と一緒ね」
「大兎と?」
「ええ、彼は死なないわね」
 既に大兎の身体のことを知っている、それ故の言葉だ。
「それならね」
「大兎の不死身さも頭に入れて」
「そのうえで後方から魔法を使っていけばいいわ」
「そういえば私これまでは」
 ヒメアは自分のこれまでの戦闘を振り返って述べた。
「大兎が危なくなったら」
「前に出ていたわね」
「つい」
「大切な人を護ることは当然のことよ」
 雪はこのことはよしとした。
「むしろ護らない方がおかしいわ」
「それでもなのね」
「ええ、彼のことはしっかりとわかって」
 大兎ならばその不死身さをだ。
「冷静にね」
「一緒に戦っていけばいいのね」
「彼は死なないわ」
 そうそう簡単にはというのだ。 
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