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オズのハンク

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第六幕その十二

「そのことも覚えておいてね」
「はい、それじゃあ」
「私もね、エジプトのことはあまり知らなかったけれど」
「今回の冒険で、ですね」
「凄く勉強になってるわ」
「そうですか」
「ええ、ただメジェド神のことは」
 ベッツイもこの神様のお話をします。
「予想外の中の予想外で」
「それで、ですか」
「驚いてもいるわ」
「そうした神様がいるとですね」
「エジプトにね、他の国の神様にも」
「いないですよね」
「そう思うから」
 尚更という言葉でした。
「驚いているわ、そして」
「必ずですね」
「ピラミッドの中を巡りながら」
「そのうえで」
「メジェド神を探しましょう」
「そして会おうね」
「是非共ね」
 こうハンクに言いました、そしてです。
 皆でさらにピラミッドの中での冒険を続けることにしました、その中でハンクはベッツイにこんなことも言いました。
「今度のティータイムは何を飲もうかな」
「そうね、レモンティーにね」
 それにとです、ベッツイはハンクに答えました。
「ドーナツにキャラメル、チョコレートね」
「その三つだね」
「ドーナツだけでもね」
 それだけでもというのです。
「いいけれどね」
「それだけでもね」
「いいでしょ、ドーナツは」
「うん、ドーナツだけあれば」
 実際にとです、ハンクはベッツイに答えました。
「充分なところがあるね」
「けれどティータイムでね」
「ティーセットだから」
 それを食べる時だからだというのです。
「三つ出すから」
「それでキャラメルとチョコレートもだね」
「出してね」
 そうしてというのです。
「アメリカ風のね」
「ティーセットにするんだね」
「そうしましょう、じゃあ」
「これからもね」
「先に進んでいきましょう」
 こう言ってそうしてでした。
 一行はお茶のことも考えながら迷宮を進んでいきます、一行のピラミッドの中での冒険はさらに続くのでした。 
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