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妹なんていなければよかった (紗夜/日菜) 〜 Bad End 〜

作者:Kanta
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導入
  ー プロローグ ー

私の名前は氷川紗夜。
Roseliaというガールズバンドのギタリストであり、私とは真反対の妹をもつ高校生。

妹の日菜は、天才と言っても過言ではないくらいに何でもできてしまう。
勉強はもちろん専門的なことも難なくこなす事ができる。
明るい性格の持ち主で周りに優しく、知らない事に興味をもって意欲的に取り組む。





私は、そんな妹が嫌いだった。





まるで私を否定されているかのような、そんな気がして…

それでも「おねーちゃん!」と親しくしてくる。










私は日菜が大嫌いだった。 
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