新ヘタリア学園
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第三百十六話 あまりに遅いのは
第三百十六話 あまりに遅いのは
東京の前の上司の人が言いました。
「あまりに遅いとしか言えません」
「あの人が言っても」
「そうですね」
日本は東京の言葉に頷きました。
「何の説得力もないですね」
「もう完全に信頼を失っていますから」
「あれだけ酷かったですから」
日本はその人が東京の上司だった頃のことを思い出していました、この時この人はかなり酷かったのです。
「それではです」
「もう何を言っても」
「それが例え正論でもです」
そうであってもというのです。
「説得力がありません」
「では貴方はどうなのかと」
「どうだったかともなりますが」
「そうした人になっていますから」
それでというのです。
「もうです」
「今の発言もですね」
「ブーメランになっています」
人はこうなってはおしまいでしょうか、その過去のことは消えないのですからそこを踏まえて発言しないといけないです。
第三百十六話 完
2020・2・16
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