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オズのハンク

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第一幕その四

 ポリクロームが来るとそこでベッツイは彼女にも誘いをかけました。するとポリクロームはこう言いました。
「私実は王宮に遊びに来たの」
「そうだったの」
「久し振りにこちらで遊びたくなって」
「じゃあ王宮にいるの?」
「いえ、ピラミッドに行ったことはないから」
 それでというのです。
「それならね」
「私達と一緒に来てくれるの」
「そうさせてもらうわ」
「それではね」
 ベッツイは笑顔で頷きました、こうしてです。
 ピラミッドに行くメンバーが決まりました、そして出発の準備もすることになりましたが。
 準備は食べものを出してくれるテーブル掛けや他の魔法の道具を幾つか持って終わりでした。そうしてからです。
 ベッツイは一緒に冒険に行く面々に王宮の中でお話しました。
「私もピラミッドにははじめて行くわ」
「私達もだよ」
 カエルマンが答えます。
「オズの国にもピラミッドはあるけれど」
「それでもよね」
「うん、そこに行くのはね」
「はじめてよね」
「だからそこに行くことは」
 こうベッツイに言うのでした。
「楽しみだよ」
「そうなのね」
「これも縁だね」
 笑顔で言うカエルマンでした。
「今回皆でピラミッドに行くことは」
「そうよね、じゃあね」
「一緒に行きましょう」
「是非ね」
「それでピラミッドって何なの?」
 ボタンはピラミッドのことについて尋ねました。
「一体」
「王様のお墓だよ」
 神宝がボタンの質問に答えました。
「僕達の世界ではね」
「そうなんだ」
「昔のエジプトの王様、ファラオのお墓で」
 ジョージもボタンにお話します。
「中は迷宮になっているんだ」
「凄く大きなお墓で」
 今度はナターシャがお話します。
「石が四角すいの形で積まれているのよ」
「それが私達の世界のピラミッドだけれど」
 それでもと言う恵梨香でした。
「オズの国ではどうかしら」
「オズの国では誰も死なないから」
 それでと言ったのはポリクロームです。
「お墓って言われても」
「お墓は死んだ人の亡骸や骨を置く場所よ」
 ベッツイがポリクロームにお話しました。
「外の世界では誰もが絶対に死ぬから」
「だからあるのね」
「そう、外の世界ではね」
「そうなのね」
「それでピラミッドもお墓だけれど」
「この世界のピラミッドは神殿だよ」
 カエルマンがオズの国のピラミッドのお話をします。
「エジプトの神々を祀ったね」
「そうした場所なのね」
「そして冒険の場所でもあって」 
 カエルマンはポリクロームにさらにお話します。
「迷宮になっているんだ」
「そのことは僕達の世界と同じですね」
 カルロスはカエルマンのお話を聞いて彼に言いました。
「中身が迷宮なのは」
「うん、ただね」
「お墓でないことはですね」
「違うからね」
「そうなんですね」
「だから中も安全よ」
 ベッツイもカルロスにお話します。 
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