夢幻水滸伝
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第百十九話 中立条約締結その一
第百十九話 中立条約締結
綾乃とエカチェリーナ、そしてターリヤとシェリルの四人は今は共に湯舟の中にいた、三人共一糸まとわぬ姿である。
その中でターリヤは二人の胸を見て言った。
「お二人共立派過ぎます」
「胸がっていうのね」
「そうなのです」
自分の主にもこう答えた。
「西瓜かメロンみたいなのです」
「それは言い過ぎじゃないかしら」
「いえ、実際になのです」
二人の胸はというのだ。
「その大きさなのです」
「そうなのね」
「だからなのです」
ターリヤは真顔で言った。
「私はお二人のその胸の秘密が知りたいのです」
「そう言う貴女も」
ターリヤの横からシェリルが言ってきた。
「結構あるから」
「そうなのですか?」
「小柄だけれど結構」
「そうですか」
「ちなみに胸の大小は然程関係ない」
シェリルはこうも言った。
「実は」
「そうなのです?」
「私は特に気にしてないから」
「シェリルちゃんも結構あるのです」
「普通位ね」
「背を考えるとです」
「起きている世界でもそうだけれど」
シェリルは淡々とした口調で述べた。
「胸は実は」
「あまりなのです」
「関係ないから」
「大きさについては」
「そう、何でも問題は感度」
これだというのだ。
「触られるとどうか」
「誰に触られるのです?」
「男の子。お祖母ちゃんが言っていた」
「シェリルちゃんのお祖母ちゃんになのです」
「そう。祖国の」
オーストラリアの、というのだ。
「そう言ってたから」
「そうなのです」
「大きい小さいじゃなくて」
「感度なのです」
「あと形と」
「お二人形もいいのです」
ターリヤはまた綾乃とエカチェリーナの胸を見てシェリルに話した。
「余計にいいのです」
「それは確かにそうね」
シェリルも二人の胸を見て述べた。
「結構以上に」
「大きいだけでないのです」
「形も見事」
「素晴らしいのです」
「そうかしら。胸のことはね」
エカチェリーナはターリヤのその言葉に少し苦笑いになって応えた。
「言われると」
「困るのです?」
「どうもね」
こう言うのだった。
「十二歳の頃から大きくなって」
「今に至るのです」
「だからね」
「うちも大体その頃からそうなってん」
大きくなったとだ、綾乃も話した。
「それで今もこうだけれど」
「巨乳はそれだけで正義なのです」
「そやの?」
「形もよければ余計になのです」
「まだ言うのね。ただ私は」
ここでだ、シェリルはこうも言った。
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