| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二百三十五話  北海道の恐怖

第二百三十五話  北海道の恐怖
 北海道開拓の頃は何かと大変でした、日本は北海道ついこの前まで蝦夷と呼ばれていた彼と共にこの地域の開拓に乗り出しましたが。
 寒さも厳しかったですが。
「そのお話は本当ですか!?」
「はい、事実です」
 北海道は日本に真っ青になったお顔でお話します。
「開拓村が羆に襲われて」
「そうなのですか」
「羆は何とか退治しましたが」 
 それでもというのです。
「残念ですが」
「そうですか、しかし」
 ここで日本は言うのでした。
「北海道の熊は違いますね」
「本州や四国の方とは」
「大きさが全く違います」
「同じ熊ではありますが」
 それでもなのです。
「大きくそしてです」
「気性も荒いのですね」
「だから要注意なのです」
 この羆のことも問題でした、あまりにも恐ろしい事件が起こったこともありましたし明治の北海道開拓はかなり過酷なスタートだったのです。


第二百三十五話   完


                 2020・1・7
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧