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新ヘタリア学園

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第二百二十八話  東京のレベルは

第二百二十八話  東京のレベルは
 その本では結構以上に東京のお店がディスられています、それでフランス妹はお兄さんに尋ねました。
「そこまで悪いでしょうか」
「いや、別にな」
 フランスは首を少し傾げさせてから答えました。
「というかレベル高いだろ」
「左様ですね」
「この当時でもな」
 九十年代前半でもです。
「別にな」
「レベルは低くなく」
「むしろな」
「高かったですね」
「ああ」
 実際にというのです。
「俺はそう思うな」
「そうですか」
「だからこの作品独特の毒舌だろ」
 それだというのです。
「あえて悪く描いてな」
「かえってお客さんが来る様にですか」
「そうしてるんだろ」
 こう言うのでした、それではないかとです。


第二百二十八話   完


                2020・1・3
 
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