| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二百二十三話  勝つ見込みが殆どないとか

第二百二十三話  勝つ見込みが殆どないとか
 日本は復活したフランスにもこの事実を言いました。
「尚フランスさんが今回の裁判で勝てる可能性はほぼありません」
「あいつのところで外国人は裁判でまず負けるからな」
「もうどんな裁判でも」
 それこそというのです。
「ほぼ、です」
「その最大の証言者がお前だよな」
「左様です」
 伊達に欠席裁判まで見ていません。
「そうなります」
「じゃあミシェラン負けるんだな」
「そうなるかと」
「まあスズメバチに刺された様なものだな」
 アメリカは何気に死にかねない例えを出しました。
「諦めるんだ」
「それか山の中で虎に会った様なものある」
 中国も中国で言います。
「そう思うと気が楽ある」
「お前等ある意味凄いな」
 フランスは三国の自分への言葉にげんなりとなって応えました。
「俺もうこれからのこと考えたくないけれどな」
「考えるまでもないかと」
 また言う日本でした、もうこうなってしまっては本当に負けてその後どうするかしかないこととわかっているので。


第二百二十三話   完


                2020・1・1
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧