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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話

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第二百四十二話

「ふにゃぁ……」

「ふおぉぉぉぉぉぉぉぉ………………」

ソファーの上で猫化していたらラウラがシャワーに行った隙にクラリスのベッドの上に乗せられた。

仰向けになっているとクラリスが俺のもふもふのお腹に顔を押し付けていた。

「に"ゃぁー」

「もふもほぉ…」

キメェ………。

猫吸いしているクラリスの頭を前足で叩く。

ふがふがしてんじゃねぇ。

擽ってぇんだよ。

しかしどれだけやってもてしてしにしかならない。

猫の体って仰向けで体重かけられると何もできない。

仕方ないので四肢を形成するサイコシャードを切り離して、マスターハンドを作る。

クラリスのジーンズのベルトを後ろから引っ張る。

ずり…ずり…と引っ張ってクラリスを退かす。

「あぁー………」

マスターハンドを戻さず、人の姿に戻る。

飛行魔法で体を起こす。

「好き勝手しやがって……」

マスターハンドを4分割し、ベッドに大の字でクラリスを拘束する。

さらに魔法でタオルを噛ませて結ぶ。

大の字のクラリスの隣で球体関節義肢を展開。

腹這いでスマホを弄る。

ついでに尻尾三本でクラリスを擽る。

隣でクラリスがびくんびくんしてるが気にしない。

暇つぶしにyoutubeを開いてみたのだが…。

「………………ISコア系Vtuber?」

急上昇ワードの一位。

…………………………いやいやまさかな。

サムネイルのアバターのデザインに見覚えがあるのは気のせいだろうか。

ここで俺の家の管理をしているオリジナルコアについて少し話そう。

コアナンバー0004。

五番目に作られたISコア。

織斑家のライフラインや防犯、地下ジオフロントの管理をしているコア。

人格に付けた名前はトヨタマ。

トヨタマビメから取った名前だが、勾玉を示す言葉でもあり、とある離島の町の名前だ。

だから家の事を任せる彼女にはその名前を付けた。

で、だ……。

彼女はコアの人格の中でもわりと自我…と言うか好奇心の強い方である。

実際に生活している俺達を観察しているからだろう。

……まぁ、そのせいで色々余計な(俺の主観)事まで覚えてたりする。

例えば同人誌。

撫子が家に来たときに話をしていて興味を持ったらしい。

………そういえば最近は束さんがロリsの教材にyoutubeの動画を使ってたなーと思い至る。

凄く嫌な予感がする。

「………………………………橙?」

『………………………………シラナイヨ』

自分の内側に語りかけても録な答えが帰って来なかった。

カンファレンスのログを調べるのと目の前のサムネイルをタップするのとでどちらが早いか思案し、後者がましかと思い至る。

オリジナルコア達も最近余計な(一応誉めている)知恵を着けており、研究内容やログの誤魔化しを覚えている。

最たる例で言えばFA:Gの有機素体構築だろう。

たぶん今カンファレンスのログを見ても『人間観察タスク』や『情報収集タスク』の中に埋もれているだろう。

「……さてどうしよう」

「どうかしたのか兄様?」

スマホを置いて振り向くとぶかぶかのバスローブを羽織ったラウラが居た。

「前閉めろよ…」

アルビノ特有の白い肌が眩しい。

流石は軍人といったところだろうか。

すらりと細い体には薄く、しかし確かな筋肉がついている。

ふとウサミミに目がいく。

水に濡れたせいかしなっとなっている。

よく見れば髪がまだ濡れている。

「もっとよく髪乾かせよ…ほら、こっち来い」

体を起こし、ベッドにラウラを座らせる。

「イナバをシンクロさせている時はクラリッサか姉様にやって貰っていたのでな」

持っていたタオルを受け取り、魔法も併用しつつラウラの頭を乾かす。

「まだ憑依は慣れてないのか?」

「今回で3回目だ」

ラウラのウサミミがふっさふさに戻った辺りでクラリスを解放してバスルームに放り込んだ。

勿論サイコシャードの義手を戻す。

「うきゅ……兄様?」

「ふさふさもふもふだな……何て贅沢な手遊び…」

自分を慕ってくれるウサミミ美少女のウサミミをもふもふできるとか……うん…いいねぇ…。




side out











「おっふぅ………」

バスルームから出てきたクラリッサがおかしな声をあげた。

「ふおぉぉぉぉ………尊い……」

ベッドの上でラウラと一夏が抱き合って眠っていた。

ウサミミ銀髪美少女と猫耳黒髪幼女が抱き合いながらすぅすぅと寝息を経てている。

クラリッサは培ったすべての技術を投じて音を発てぬよう自分の荷物に近づき、スマートフォンを取り出した。

カメラアプリを起動し、フラッシュとシャッター音を切る。

そして音をたてずに写真を撮る。

足元からのショット、バストショット…100枚近くの写真を取った。

「ふへへへへへ………このデータだけは我が隊に持ち帰らねば……」












同時刻、インド洋海中。

「ちーちゃんちーちゃん。いっ君とらーちゃんの写真届いたよー」

「一夏とラウラの…? お前クラリッサと面識あったのか?」

「え? 勿論ハッキングだよ? ドイツ軍の端末はちーちゃんのスマホを通じて掌握済みだしね」

「おい…」

「大丈夫大丈夫。バレてないし、そもそもカンファレンスの手にかかればアクセスできない場所なんて無いし、一緒だよ」

「ま、まぁ…そう言うことにしておこう」

「それにカンファレンス通さないといっ君写んないしね!」

「ま、まぁ確かに……」

「ほら、これ。可愛いよねぇ」

「そうだな……」

「お? どったの? 浮かない顔だね?」

「いや、なんでもない。気にするな」
 
 

 
後書き
私Twitterで最近プラモの画像あげてるんですよ。
良ければリツイートとかファボとかお願いします
https://twitter.com/zkNcDNIKbhxcz46/status/1201726346562420737?s=19 
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