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新ヘタリア学園

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第百七十七話  混沌とした情勢

第百七十七話  混沌とした情勢
 清が北京に入ってもまだ李自成さんはいましたし明も南の方に逃れて存在していました、他には梁紅玉みたいな人もいました。
 中国は群雄割拠になっていました、それで中国は妹さんに言いました。
「状況はわからないあるな」
「そうあるよ、清が入ってきたあるが」
 それでもというのです。
「状況は、ある」
「混沌としているある」
「いつものパターンあるな」
 中国の歴史のです。
「王朝が倒れたら混乱するある」
「それで新しい王朝となるあるが」
「どうもある」 
 妹さんはここでこう言いました。
「私は清が有力と思うある」
「皇族に優秀な人が多いあるな」
「しかも軍も強いある」
「だからあるな」
「清が有力あるよ」
「李自成さんかと思ったあるが」
 ところがだったのです。
 ここにきて李自成さんは急に落ち込んできました、歴史の中で人の浮き沈み程わからないものはありません。


第百七十七話   完


                 2019・12・9
 
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