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新ヘタリア学園

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第百七十三話  あっちについた

第百七十三話  あっちについた
 山海関を守っている呉三桂さんについてある知らせが届きました。
「満州族にあるか」
「そう、清にある」
 当時満州族の国はこの名前になっていました、中国妹はお兄さんにこの国名からお話しました。
「ついたある」
「明が滅んで仕える国がなくなったからあるか」
「いや、愛人さんが李自成さんの方に捕まったからとかあるよ」
「言われてるあるか」
「その辺りは不明あるが」
 それでもというのです。
「あっちについたことは事実ある」
「それは大変あるな」
「それで清軍と一緒にある」
「北京に向かってきているあるか」
「そうある、これではある」
「李自成さんに傾いていたあるが」 
 中国の情勢はです。
「わからなくなったあるな」
「一体呉三桂さんは何を考えているあるか」
 中国妹は真剣に思いました。
「私にはわからないある」
「どういうことあるか」
 兄妹で首を傾げさせます、ですがこのことで満州族の国である清は中国に入りました、そしてこれが大きな流れとなりました。


第百七十三話   完


                  2019・12・7
 
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