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新ヘタリア学園

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第百六十二話  明の宮廷は

第百六十二話  明の宮廷は
 お世辞にもいいとは言えない皇帝の人達そして宦官の人達の中にとんでもない人が出たのが明でした。 
 その明の歴史を学び続けてアメリカはまた妹さんに言いました。
「漢の頃より酷いな」
「宮廷のことだね」
「そうだ、明の時の宮廷はだ」
 まさにというのです。
「とんでもなかったぞ」
「皇帝さんがしっかりしてなくてね」
「悪い宦官の人達が出てだ」
 この二つが要因になってです。
「とんでもない状況だったぞ」
「腐敗しきっていたんだね」
「その腐敗があまりにも酷くてだ」
 それでというのです。
「宮中はいつも大変だった」
「嫌な状況だったんだね」
「唐の末期も酷かったけれどな」 
 玄宗で有名な国ですが末期はそうだったのです。
「明は特にだったぞ」
「よくそれで国が二百年以上もったね」
 アメリカ妹はお話を聞いて思いました、とにかく中国明代の宮廷は腐敗があまりにも酷かったのです。


第百六十二話   完


                  2019・12・1
 
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