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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十六話 アンデッドという存在その九

「そうしてね」
「そのうえで、ですか」
「もう何体いても一人であっという間に倒せる位にね」
「僕達いですか」
「強くなってもらうわよ」
 こう晴彦に言うのだった。
「いいわね」
「そこまでですか」
「絶対になれるから」
 三輪は微笑んでこうも言った。
「安心してね」
「そうなんですね」
「訓練とかしてもらってね」
「そのうえで、ですか」
「この子達にもそうなってもらうから」
 三輪もマルコキアスやクトゥルフを見て話した。
「いいわね」
「本当にそうなれるかしら」
「私達は嘘は言わないから」
 三輪は太鼓判も押した。
「だからね」
「それで、ですか」
「強くなってもらうから」
「私達で戦闘要員はね」
「川神先輩がそうだけれど」
「舞以外にもなのね」
「そうなってもらうのかな」
「そうよ、晴彦君はファントムに戦ってもらうけれど」
 彼はそれでいいがというのだ。
「戦える子はね」
「皆ですか」
「そこまで強くなってもらうから」
 是非にという言葉だった。
「本当にね」
「それじゃあ」
 こうしたことえお話しながらだ、そのうえでだった。
 一行は晴彦の案内でその学園に向かっていた、そして学校の正門のところでだ。
背が高く胸も目立つ金髪の長い髪を再度テールにしている少女に声をかけられた。
「戻って来たのね」
「あっ、先輩」 
 晴彦はその少女に顔を向けて応えた。
「今戻ってきました」
「そうよね、ルルちゃんだけじゃなくて」
 少女はライダー達も見た、見れば泣き黒子も顔にある。
「大人の人達も一緒だし」
「この人達がなんです」
 晴彦は自分が先輩と呼ぶ少女にさらに話した。
「仮面ライダーです」
「そうよね、じゃあ」
 少女は晴彦の言葉を受けてライダー達に顔を向けて彼等にあらためて笑顔で一礼してから名乗った。
「はじめまして、川神舞です」
「川神さんだね」
「はい、世宜しくお願いします」
「Eチームでは格闘担当なの」
 ここでルルがライダー達に説明した。
「胸も大きいしね」
「胸は関係ないでしょ」
「けれど実際に大きいしょ」
 ルルはごく普通の顔で舞に応えた。
「舞の胸は」
「だから胸は関係ないでしょ」
 戦いにとはというのだ。
「特に」
「まあそう言うとね」
「そうよ、とにかくライダーの人達と合流出来たし」 
 それでとだ、舞はあらためて話した。
「よかったじゃない」
「うん、お話すれば凄くいい人達だから」
 ルルは舞に微笑んでライダー達の話もした。 
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