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新ヘタリア学園

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第百二十三話  千年前の作品とは

第百二十三話  千年前の作品とは
 源氏物語の壮絶な展開も凄いですが。
 ハンガリーはとりかえばや物語という作品についても台湾に言いました。
「これ千年位前の作品にしてはね」
「凄い内容ですか」
「何で日本さん何も言わないのかしら」
 このことが不思議というのです。
「そもそも」
「どんなお話だったでしょうか」
「兄妹が入れ替わって」 
「性別をですか」
「生きていって不倫とかもあって」
 ハンガリーはお話の内容をお話します。
「もう何ていうか」
「背徳感が凄いですか」
「半端じゃないわよ」
 その背徳感がというのです。
「千年前に男の娘が出てるのよ」
「そう言われますと」
 台湾にしてもです。
「かなりの展開ですね」
「こんなお話がもうあったなんて信じられないわ」
 千年前に既にそうしたお話があったのです、日本の古典の恐ろしさを噛み締めるハンガリーでした。


第百二十三話   完


                 2019・11・12
 
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