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麗しのヴァンパイア

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第百八十八話

第百八十八話  風呂場
 華奈子は美奈子と共にプールを出て同じ施設の中にあるバスルームに入った、そのバスルームはというと。
「凄いわね」
「ええ、お湯のお風呂もね」
「普通のお風呂に」
「露天風呂もあって」
「水風呂に薬湯って」
「かなりね」
「スーパー銭湯みたいね」
 脱衣場で水着を脱ぎつつ話した。
「これなら」
「実際スーパー銭湯としてもね」
「使われているのね」
「そうした場所よ」
「そうなのね」
「ジムもあるし」
 こちらもというのだ。
「スポーツとね」
「お風呂の両方を楽しむ場所ね」
「ここはね。じゃあね」
 美奈子は華奈子に微笑んで話した。
「まずはね」
「水着脱いでね」
「そうしてね」
「身体洗って」
 華奈子は楽しそうに言った。
「そうしてよね」
「お風呂に入りましょう」
「そうね、最初は」
 そのお風呂はというと。
「何処かだけれど」
「もう言うまでもないわね」
 美奈子は笑って華奈子に応えた。
「そのことは」
「サウナね」
「そう、サウナよ」
 そこだというのだ。
「そこに入って」
「実際にサウナがどんなところか」
「確かめましょう」
「その為に来たし」
「ならね」
「尚更よね」
「そうよ、だからね」
 美奈子は華奈子にさらに話した。
「まずはね」
「わかったわ、バスルームに入って」
「まずは身体を洗ってね」
 そうして奇麗にしてと言うのだった、二人はそんな話をしつつ服を脱いだ。そうして互いに一糸まとわぬ姿になってバスルームに入った。


第百八十八話   完


                  2019・8・22 
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