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新ヘタリア学園

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第百六話  あの人達も痛風に

第百六話  あの人達も痛風に
 フランスはイギリスとドイツにこうも言いました。
「お前等肥満以上に痛風が怖いだろ」
「何でわかったんだ!?」
「ビールのせいか!?」
「ビールもあるけれど歴史的に多過ぎだろ」
 フランスは今度はここからお話しました。
「上司の人達にもな」
「ビクトリア陛下にチャーチルさんもそうだったしな」
「カール五世、ルターさんか」
「洒落にならない位に痛いからな」
 一旦痛風になるとです。
「怖いよな」
「太っても極端にならないと健康に影響しないからな」
 とか言いながらまだ甘い紅茶を飲むイギリスでした。
「けれど痛風はな」
「太っていなくてもなるだろ」
「ああ、足の親指の付け根が痛んでな」
 万力で締め付けられたみたいになるとのことです、この痛みは味わった人でないとわからないとか。
「洒落になってねえぜ」
「だからそこは気をつけろよ」
「あの痛みは恐ろしい」
 ドイツも言います、何か二国共経験者みたいな喋り方をするのでした。


第百六話   完


               2019・11・3 
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