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スライムの利用 

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第二章

「体操服にブルマやバニーガール、ボンテージ、ナース、チャイナドレス、浴衣、テニス服、競泳水着、フライトアテンダント、コギャルの服を女の子に着せて楽しむ」
「最近奥方様や何人かの側室の方に着せておられるのですね」
「夜は」
「そうして楽しまれていますね」
「そう聞いていますが」
「それもいい。妻達が普段以上に淫らに見えてだ」
 その好色な雰囲気のままだ、伯爵は言うのだった。
「私も楽しめる。私はいたぶったりいたぶられたりの趣味はなく暴力は大嫌いだが」
「旦那様はそうした方です」
「基本実に素晴らしい方です」
 仕える者達から見てもだ。
「これでその好色ささえなければ」
「常に思いますが」
「これは私の趣味だ。だがコスプレも実にいい」
 こうした服も全てこの世界にあるのだ、だが太平洋の十星連合の夜の文化であり欧州にはなかったのだ。だが伯爵はそれをあえて取り入れたのだ。
「妻のブルマ姿は興奮したぞ。昨日はお陰で楽しめた」
「奥方様も大変ですね」
「旦那様のそのご嗜好にも応えないといけないので」
「ははは、妻も乗り気だ。そしてだ」
 伯爵はここで本題に入った、今回のそれに。
 それで右の親指と人差し指を鳴らした、すると一匹のごく普通のスライムが出て来た。彼はそのスライムを見つつ家に仕える者達に話した。
「今度私は新たな楽しみを思い付いた」
「スライムですか」
「そちらですか」
「そちらを使われるのですか」
「そうして楽しむことをな」 
 それをというのだ。
「思い付いたのだ」
「あの」
 オークの使用人が首を傾げさせて得意げな顔で自身の席に座している主に問うた。
「スライムは」
「最弱のモンスターだな」
「それをどの様にして」
「ははは、そのうちわかる」
 伯爵はオークの使用人に明るく笑って答えた。
「それはな」
「そうなのですか」
「確かにスライムは最弱のモンスターだ」
 このことは事実だというのは伯爵もわかっていた。
「駆け出しの冒険者達の絶好の相手だ」
「左様です」
「幾らでも増えますし」
「多くの種類もいますが」
「その普通のスライムは紛れもなく最弱です」
「最弱のモンスターです」
「そうだ、しかしだ」
 それでもとだ、さらに言う伯爵だった。
「全く何の使い道もないか」
「それは違いますね」
「やはり」
「そのことは」
 家の者達はそのゼリー状の身体のモンスターを見る、今は菓子で言うとこの世界にもあるグミの様だがどろどろに解けた状態にもなれる。
 そのスライムを見つつだ、彼等も言った。
「まあ何かとです」
「軍隊の訓練に使いますし」
「すぐに増えますし」
「倒しても復活させるのも簡単で」
「いい練習相手にもなってますね」
「しかしだ、私の思い付いた夜での使い方は違う」
 訓練用ではないというのだ。 
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