| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

新ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第九十八話  実はイギリスも

第九十八話  実はイギリスも
 イギリスは今日の三時もティーセットを楽しんでいます、三段のお菓子にミルクとお砂糖をたっぷりと入れたミルクティーはいつもです。
 ですがそのイギリスにフランスが深刻なお顔で言いました。
「お前は外見はそうでもないがな」
「どうしたんだよ、暗い顔して」
「お前の国民太ってきてるな」
「そ、そうか?」
 イギリスはフランスのその指摘に驚きの御顔で応えました。
「太ってきたか?」
「ああ、それのせいじゃないのか?」
「ティーセットのせいかよ」
「他の食べものも関係あるだろうけれどな」
 それでもというのです。
「それが大きいだろ」
「毎日飲んで食ってるとか」
「どう見ても糖分多いだろ」
「紅茶にしてもな」
「お砂糖かなり入れてるだろ」
「ミルクもな」
「しかもそれティータイムだけじゃねえだろ」
「いつも飲んでるからな」
 イギリスも言われて心当たりがありました、甘いものはいいですがそれでも食べ過ぎると太ってしまうのです。


第九十八話   完


                 2019・10・30
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧