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新ヘタリア学園

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第九十四話  台湾からも

第九十四話  台湾からも
 台湾は今回は直接参加していません、こうした時は何かと寂しい思いをすることが多いのがこの国の現状です。
 ですがそれでもです、上司の人が言いました。
「日本の上司の上司の人に祝辞を贈るわ」
「そうしますか」
「こうしたことは礼儀でね」
「しかもですね」
「素直にお祝いしたいから」 
 だからだというのです。
「遅らせてもらうわ」
「それはいいことですね」
 台湾もにこりとして賛成しました。
「それではすぐに」
「贈るわ」
「わかりました」
「そういえばあの国の上司の人が日本の上司の上司の方に親書を送ったそうね」
「えっ、そんなことしたんですか」
「普通そんなことしないわよね」
「あの方は政治には関わらないけれど」
 このことは台湾の上司の人も知っています。
「わかっているのかしら」
「また凄いことをしますね」
 どうにもと言う台湾でした、ですが台湾は素直に祝辞を贈りました。


第九十四話   完


               2019・10・28 
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