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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百八十四話 Fightersその四

「やばいことをとしてな」
「犯罪者であるか」
「ヒーローだけれどな」
「それは矛盾しているであるな」
「中には本物の馬鹿もいます」
 鳴海クルミがここで言ってきた。
「身体は人間でありますが」
「それ誰のことですか?」
「私の目の前にいます」
 エルナ本人を見て告げた。
「まさに」
「えっ、私なんですか」
「貴女以外に誰がいますか」
「何かその言い方ショックです」
「それならちゃんとすることです」
「そうだ、身体なぞどうということはない」
(俺普通は人間だけれどね)
 アインズは心の中で呟きながら出て来た。
「今さらそれがどうしたのだ」
「あたしなんか鬼だぞ」
 鬼姫も出て来た。
「それでも一緒にいるぞ」
「待て、その姿は何であるか」
 パイマンは出て来た鬼姫に言った。
「ほぼ下着ではないか」
「下着ではない、ちゃんとした服だ」
「いや、それは下着である」
「そうですよね、やっぱり」
 幻鬼もそこは同意だった。
「鬼姫様の服装は刺激が強過ぎます」
「そうであるな」
「いつも心配しているんですが」
「あたしはこれでいい」
「そう言っていつも歩君や一誠君が興奮していますよ」
「何っ、そうなのか」
「はい、今も紺君が」
 見ればかなり露骨な目で鬼姫を見ている。
「見ていますよ」
「おい、何処を見ている何処を」
「そんな恰好だと見るだろ」
 その紺が鬼姫に言った。
「当然」
「当然なのか」
「そんな恰好だとな」
「そうだよな、やっぱり」
 基樹が見てもだった、このことは。これまで清音達と似ているとか気が合うとか話をしていたがここで言った。
「本当に見てくれって恰好だしな」
「スタイルも凄いしね」
 浅葱も言うことだった。
「それじゃあね」
「うむ、全く以てこっちの方が問題である」
 パイマンはまた鬼姫に言った。
「殆ど水着か下着であるからな」
「俺達はそれでいいと思うぞ」
「全く問題なしだ」
「鬼姫さんはそのままでいいぞ」
「むしろ他の皆もだ」
「あの恰好でいて欲しいな」
「心からそう思うぞ」
 パイマンの後ろにペンギンコマンド達が一斉に出て来て言ってきた。
「これから皆普段から水着でいるんだ」
「女の子限定でそうするべきだ」
「下着でもいいぞ」
「皆鬼姫様を見習うんだ」
「是非そうしていこう」
「俺達はこう主張するぞ」
「いや。それは駄目であるぞ」
 パイマンはペンギンコマンド達にも真面目に言った。
「やはり普段着は露出を抑えてである」
「そう言ったら結構皆アウトですよ」
 あかりがそのパイマンに話した。 
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