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オズのキャプテン船長

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第八幕その一

                第八幕  遺跡の島
 一行を乗せた船は海賊船と楽しい時間を過ごした後も海の冒険の旅を続けていきます、その中ででした。
 一行は次の面白い島に着きました、その島はといいますと。
 他件の面長で耳が長く四角い感じのお顔の石像が沢山ありました、恵梨香達はその像が何なのかすぐにわかりました。
「モアイね」
「うん、そうだね」
「あの石像だね」
「オズの国にもあったんだ」
「私見たのはじめてよ」
「そう、外に世界ではイースター島という島にあるね」
 教授が五人に答えました。
「それがだよ」
「こうしてですね」
「オズの国にもあって」
「それで、ですね」
「こうして見ることが出来るんですね」
「この島に来たら」
「そうだよ、この島はね」
 まさにとです、教授はさらにお話します。
「オズの国のイースター島だよ」
「名前も一緒ですね」
 恵梨香は島の名前を聞いて笑顔で言いました。
「イースター島なら」
「そうだよね、イースター島はね」
 カルロスも言います。
「外の世界ではそのことで有名で」
「今じゃ殆ど人はいないけれど」
 ジョージもイースター島について言います。
「昔はそれだけのものを造れたっていうね」
「ポリネシアの遺跡だったね」
 神宝も言ってきました。
「中南米じゃなくて」
「まあ中南米からも行けるらしいけれど」
 最後にナターシャが言います。
「実は南洋の文化だっていうわね」
「そしてオズの国では」
 まさにと言った教授でした。
「今も人が沢山いるんだ」
「そうした島ですか」
「そうだよ」
 こう恵梨香に答えました。
「オズの国のイースター島はね」
「木が多いね」
 ここで言ったのはモジャボロでした。
「ちゃんと切った後は植えているのがわかるよ」
「オズマはそうしたことを忘れないから」
 トロットがお話します。
「だからね」
「それでだね」
「この島もね」
 オズの国のイースター島でもです。
「ちゃんとね」
「木を切った後は新しい木を植えているね」
「さもないとね」
「木はすぐになるからね」
「そう、外のイースター島で何故人がいなくなったか」
 このことを言うのは船長でした。
「木がなくなったからだからね」
「木は暮らしに欠かせないから」
「そうだね」
「外の世界のイースター島も」
「人が暮らせなくなって」
「そしてね」
 そのうえでというのです。
「寂れてしまったけれど」
「オズの国のイースター島だと」
「しっかりとね」
 まさにというのです。
「植林もしているから」
「この通りよ」
 まさにというのです。 
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