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新ヘタリア学園

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第十六話  脚本家さんは

第十六話  脚本家さんは
 各国の説を聞いたニュージーランドは自説も含めて果たしてどれが正しいのかと思いました、ですが。
 ここで、です。ニュージーランドは脚本家さんに尋ねました。
「貴方はどう思うたい?」
「俺か?怪獣って言ったら駄目だよな」
「それはウルトラマンたい」
 そこのお話だと返すニュージーランドでした。
「それは」
「ああ、俺もそうした説はな」
「言わないたいな」
「ああ、だからな」
 それでというのです。
「ちゃんと自説出すな」
「それは何ばい」
「一次大戦中北海でドイツさんの潜水艦が船沈めた時にモササウウスみたいなの一緒に出て来ただろ」
 船が沈んで爆発が起こった時にです。
「そっちじゃねえか?」
「イギリスさんの首長竜とはまた違うたいな」
「ああ、しかし皆ネッシーのこと真剣に考えてるな」
「それだけ注目されていくとよ」
「そして愛されてるんだな」
 脚本家さんも思うことでした、実際に各国も脚本家さんもネッシーについて自説を真面目に語っています。


第十六話   完


                2019・9・19 
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