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『Ash』

作者:零那
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『狡い貴女』



貴女は狡いと言う
私は貴女を見つめ
解ってると言った

私は貴女に狡いと言う
貴女は私を見ずに言う
「当たり前でしょ」って

そして2人で
向き合っては
笑い合ったね

遠い昔の記憶なのに
すぐ其処に在るのに

どうしようもない位
貴女に逢いたいんだ

もう一度だけ
背中合わせで
託し合った夜
反芻してみる

忘れるなんてのは
何があっても無理
乗り越えるなんて
何があっても無理

いつまでも傍で
いつまでも一緒
私の永遠の貴女


 
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