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ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ

作者:蜜柑ブタ
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『ルイズが召喚したのが、ブーバーだったら?』

 
前書き
今回は、ブーバー。


どうするか悩んで、結局書いた。いつものこと。


2019/07/13
キュルケがブーバーに興味を示さないはずがないことを忘れていたので、最後の方追加。 

 
 その生き物とキスをした時、唇が…無くなった。焼けて。

 気がつけば保健室。超たっかい秘薬で治せたものの、危うく唇が無くなるところだった。

 コルベール調べでは、その炎の具現のような生き物の体温は、1200度もあるそうだ。そりゃ唇も無くなる。

 目つきは悪く、2本足で、尻尾があり、口は今にも火を噴きそうなおちょぼ口。その体温の高さゆえに、周囲の空気が揺らめくほどである。召喚当初、一気に空気が暑くなったのを覚えている。

 コルベールが、あれは危険だ…っと言ってる傍から、外で騒ぎが。行ってみると、あの炎の生き物が学院に火を付けていた。

 全焼は逃れたものの、ちょっと一部燃えてしまい、あと避難体制がちゃんとできていないと教員達もお叱りを受けるなどてんやわんやだった。

 ブ~っと低く鳴く、その生き物をルイズは叱った。叱られると、その生き物はしょんぼりとする。こっちの言っていることは理解しているらしく、頭は意外と良いらしい。

 ブーバーだ!っと驚いたメイドがひとりいた。

 シエスタというメイドから話を聞くと、この生き物の名は、ブーバー。

 火山火口を住処にしているそうだが、その昔、シエスタの曾祖父が飼っていたブーバーの影響かは不明だが、時々タルブ村近隣に現れることがあるそうで、その時は気温が上昇するので分かりやすいとか。ブーバーが現れると危険なので、その時は避難するそうだ。

 あと、住んでる環境を自分に合わせようとするそうなので、今回の火事もブーバーが自分の体に合った環境にしようとしただけだろうと言った。

 なるほど…、確かにこれだけの高温の体を維持しようと思ったら、同じ温度の環境が必要だろう。だが、はた迷惑だ。

 ですけど、曾祖父が飼育していたことがあったから、慣れれば環境を変えなくても大丈夫になるはずです!っと、ルイズを励ました。

 その後、ルイズに叱られたからか、ブーバーは、その後火事を起こすことは無くなった。

 しかし、目に見えて弱り、ルイズは心配した。

 けれど、それも1週間もすれば治った。環境適応能力は、高いらしく、最初の弱体化が嘘みたいに元気になった。

 ただその代わり、体の体温を維持するためのカロリーが必要らしく、食事量は倍になった。ルイズは、弱っているよりはマシだと思って大目に見ている。

 ブーバーは、強かった。

 ギーシュとトラブルになった時に前に出て、ギーシュの青銅のゴーレムを蒸発させるほどの火炎を放ったり、土くれのフーケの盗難事件では巨大な土のゴーレムをあっという間に炭に変えるほどの炎を全身から出したり、アルビオンでルイズの婚約者・ワルドが裏切った時は、その怒りの炎をもってワルドを倒した。

 しかしそんな風に連戦が続いたためか、ブーバーは、酷く疲れてしまったらしい。

 そこでシエスタが故郷に帰って、曾祖父の日記を持ってきて、ブーバーに関する情報を持ち帰ってきてくれた。

 日記によると、ブーバーは、疲れたときは灼熱の火山のマグマに浸かることで癒やされるそうだ。

 ルイズは、こうしちゃいられないとブーバーを連れて、最寄りの火山を目指した。

 活火山の灼熱で気温の高い地域にさしかかると、ぐったりしていたブーバーは飛び起き、急いだ様子で火山に向かって行った。

 そして、しばらくして、ホッカホカに、灼熱を纏ったブーバーが喜び顔で帰ってきた。

 ルイズは、ブーバーの回復を喜んだが、熱すぎて抱きしめられないジレンマに襲われたのだった。

 微熱の二つ名を持つキュルケが、ブーバーに恋したとか言いだし、ルイズに、私にちょうだい!っとか冗談じゃないことを言い出したため、毎日のようにルイズとキュルケの喧嘩が勃発するようなったのは余談である。

 
 

 
後書き
ブーバーの体温(1200度)で、キスなんてしたら、唇が絶対無くなる!っと思う。

エレブーは、まだ検討中。食事問題がね…。でも発電所が出来る前はなに食ってたって話だし……。


2019/07/13
キュルケのことは、素で忘れてました。 
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