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ゼロの使い魔×ポケットモンスター ネタ

作者:蜜柑ブタ
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『ルイズが召喚したのが、キャタピーだったら?』

 
前書き
今回は、キャタピー(→トランセル→バタフリー)。

モブの上級生が出てます。 

 


 でっかい、緑の芋虫。

 それがルイズや、コルベールや他の生徒達の印象だった。

 ルイズがコントラクトサーヴァントの儀式を行おうとすると、赤色の角のような物を顔の正面から出し、すごく嫌なにおいを出してきたが、それ以外は何も出来ないみたいだった。

 なにかの幼虫なのはたしかなようだが、こんなでっかい芋虫は聞いたことも見たこともない。

 餌に葉っぱを持ってくると、ムシャムシャと一生懸命食べる。食べ足りないのか、部屋の窓から外の草木を食べたりと食欲ととてつもなく旺盛だ。

 だが、他の生徒の大型使い魔に食べられそうになったことが数回あった。毎回毎回、ギリッギリで助けられたが、いつか食べられちゃうんじゃないかと心配だった。

 せめて成長すればなんとかなるのでは?っと思い調べても、この芋虫の情報は無かった。

 ところが、ある日。キャタピーだ!っという、驚いた声をあげたメイドがいた。

 シエスタというメイドが、知っていた。彼女の故郷の近隣の森で見られる虫の幼虫だそうだが、攻撃手段が少ないためよく大型の鳥などに食べられてしまうそうだ。

 成長するとサナギから、バタフリーというチョウチョになるそうだ。

 敵に狙われやすいせいか、早く成長するためによく食べるそうだ。

 狙われやすいし、このままでは弱いままなので早く成長させた方が良いということで、シエスタも、食堂のキッチンから野菜屑を貰ってくるなどして協力し、キャタピーをルイズと育てることになった。

 そしてその甲斐あってキャタピーは、脱皮した後、糸を吐いてサナギになった。

 あとは、羽化するのを待つだけとなった時、サナギを残して授業に出た後、部屋に帰るとサナギが消えていた。跡形も無く。

 大慌てで探し回り、キュルケが魔法で見かねて扉の鍵を魔法で調べたところ、鍵のロックを魔法で解除した痕跡があったことが分かり、学校内の何者かがサナギを盗んだことが分かった。

 その後、タバサが大型使い魔の舎で、サナギを食べさせようとしていた上級生を見つけ阻止してくれていた。

 ルイズは、怒るよりも先に取り返したサナギを抱きしめて大泣きした。もちろん、サナギを盗んだ上級生はしっかりと罰を受けた。

 それからルイズは、赤ん坊みたいにサナギを背負って行動するようになった。事情が事情なので、周りは理解を示した。

 ある日、ルイズからサナギを奪ったことで停学処分を受けた上級生が逆恨みで喧嘩を売ってきた。

 その時、サナギが割れ、その中から大きなチョウチョが現れた。

 甲高い鳴き声を上げながら、大きな羽を羽ばたかせ、鱗粉のような粉を上級生に向かって撒き散らす。途端、上級生は泡を吹いて倒れた。

 麻痺毒で倒れた上級生は搬送され、バタフリーは、ルイズとシエスタにお礼を言うように周りをパタパタと舞った。

 その後、バタフリーにまで成長させるお手伝いをしてくれたお礼もかねて、シエスタの故郷へバタフリーと共に行った際に、バタフリーは、近隣の森で番を見つけてきて、卵を産んだ。

 たくさん産まれたキャタピー達にも同じルーンが刻まれていてルイズに懐き、ルイズは、シエスタと共に一生懸命育て、バタフリーの群れができた。

 バタフリーは、毒のある鱗粉だけじゃなく、念力という技も持っていて、そのためそこいらのメイジじゃまず倒せるような存在ではなかった。そのためルイズに意地悪をして来た者達はいなくなった。

 たくさんの子孫達を残し、先代のバタフリーは、やがて寿命を迎えた。ルイズは、泣いた、たくさん泣いた。

 その後は、子孫のバタフリー達がルイズを守り、使い魔として仕えた。

 バタフリーの群れは、さらに数を増やし、レコン・キスタとの戦争の際には、先陣を切ってトリスティンを守った。

 ルイズ亡き後も、バタフリー達は、トリスティンを守り続けたと言われる。

 その後、バタフリーを模した紋章がトリスティンの国旗に刻まれるのは、そう遠くない未来の話である。


 
 

 
後書き
バタフリーは、スピアーと違ってチョウチョですからね。
外見から見てもすごい攻撃力があるわけでもないし、どう動かすかメチャクチャ悩みました。

今回は、ギーシュもワルドも関わってませんが、モブの上級生が意地悪でトランセルを盗み大型使い魔に食べさせようとする暴挙に出ました。 
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