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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百七十話 ヨコハマは燃えてその七

「私から見てもです」
「素晴らしい人ですよね」
「若しもです」
 こうも前置きして言うのだった。
「一緒になれたら」
「結婚出来たらですか」
「そうも思いました」
「そうですね」
 エルナも応えて言った。
「お話を聞いていますと」
「貴女もそう言いますか」
「いや、私やっぱり可愛い娘萌えですよ」
「同性愛ですね」
「そういうの大好きですけれど」
 それでもというのだ。
「男の人でも」
「織田さんの様な方は」
「惚れます」
 そうなるというのだ。
「どうしても」
「私も。ここで普段ならいいますが」
 おとねも言ってきた。
「ちょっと」
「嫉妬で、ですね」
「それは言いません」
 クルミの突っ込みにはこう返した。
「ですがそれでもです」
「織田さんについては」
「凄くです」
 まさにというのだ。
「感じます」
「そうなんですね」
「あの人に出会えたら」
 その時はというのだ。
「どれだけ素晴らしいか」
「そして一緒にですね」
「なれたらもっと」
「そう思います」
「そうよね、お会いしたかったわ」
 エルナも心から言った。
「織田さんとは」
「皆がそう言うと織田作も喜ぶよ」
 太宰はエルナたちの言葉を聞いて微笑んだ、そのうえでの言葉だった。
「本当にね」
「そうなってくれますか」
「絶対にね」
 こう言うのだった。
「そうなるよ」
「そうですか」
「じゃあこの戦いが終わったら」
 太宰はエルナに微笑んだまま話した。
「その後はあのカレーを食べようか」
「そうですね、あのカレーを食べて」
「そしてね」
「勝ったお祝いをするんですね」
「そうしましょう」
「それがいいダヴィンチ」
 あじみも今はいつもより真剣な感じだ。
「織田作さんに勝利を捧げるダヴィンチ」
「そうしましょう」 
 めいかはあじみのその言葉に続いた。
「絶対に」
「そうするダヴィンチ」
「どっちがめいかちゃんかわからないけれど」
 ひみも笑顔で言ってきた。
「そうすべきね」
「そうですよね」
「私もそうしたいしね」
「それじゃあ」
「今回の戦いも厳しいけれど」 
 グロンギ達は次々に出て来て攻めてきている、彼等も強く戦いは休む間もなく続いている。しかしというのだ。
「それでもね」
「最後の最後まで戦って」
「勝とうね」
「はい、絶対に」
 めいかはひみにも応えた、そして戦場では実際にだった。
 戦士達は戦い続けていた、その中でアインズは夜に戦局を見つつ前線で言った。 
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