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ドラえもん のび太の転生ロックマンX

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ロックマンX3
  Dr.ケイン

 
前書き
ケイン博士・・・・・X4以降どこへ行ったんでしょうね? 

 
Dr.ケイン宅
 
「う、うぅ・・・・・・ん・・・・・」
 
気を失っていたスネ夫は、寝かされていたベッドから起き上がる。
 
「ここは・・・・・一体・・・・・・」
 
「目が覚めたか?」
 
「!?」
 
声がした方を見るとゼロが壁に寄り掛かりながら立っていた。
 
「ゼ、ゼロ!?」
 
スネ夫は思わず叫んだ。
 
「ん?俺の名前を知っているのか?」
 
「えっ?え、えっと・・・・・・すごい腕のハンターだって聞いていたもんですから・・・・は、ハッハッハッハッ・・・・・(ゲームでしか見たことないけど間違いなく本物のゼロだ!でも、なんでこんなところに・・・・・もしかして僕たちはゲームの世界にでも迷い込んじゃったのかな?)」
 
「食事を持ってきました。」
 
そこへマイマインが軽食を乗せた盆をもって部屋に入ってくる。
 
「く、クリスター・マイマイン!?」
 
「はっ?ぼ、僕ってそんなに有名ですか?」
 
「え、いや・・・・その・・・・・・」
 
「コイツは、見た目は不気味かもしれないがいい奴だ。悪いように見ないでやってくれ。」
 
戸惑っているスネ夫に対してゼロは落ち着かせるように言う。
 
(お、おかしい!?クリスター・マイマインはX2のボスキャラのはずだ・・・・・っという事はこの世界はX2後の世界?だとすればゼロの姿が復活後になっているのも裏付けられる。でも、それならこいつはエックスに倒されているはずだよね?どうなっているんだろう・・・・!)
 
そのとき、スネ夫は自分のタケコプターがない事に気がつく。
 
「あ、あのすみません・・・・・」
 
「ん?」
 
「僕のポケットに入っていたえっと・・・・・プロペラみたいな小道具見ませんでした?」
 
「プロペラ・・・・・あぁ、タケコプターみたいなアレか?」
 
「えっ?」
 
ゼロの言葉を聞いてスネ夫は思わず息をのむ。
 
「あの・・・・・もしかしてタケコプターのことをご存じなんですか?」
 
「ご存じも何もじじいがエックスが持っていた物を喉から手が出るほど欲しがっていたからな。喜んで持って行ったぞ。」
 
「え、エックスが持っていたっ!?」
 
スネ夫はますます混乱する。
 
自分の・・・・・それも未来のひみつ道具を何故エックスが持っているのか?
 
それがすっかりわからなかった。
 
「あの・・・・・・ここで食事しづらいのでしたら場所を変えても構いませんけど・・・・・」
 
硬直しているスネ夫を見てマイマインは少し困った顔で言う。
 
「・・・・えっ?あっ、いや・・・・そういうわけじゃ・・・・」
 
「他の三方も先にお目覚めになってケイン博士のところで食事をとっているので。」
 
「えっ?ジャイアンたちが!?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ケイン宅 居間
 
「うんめえ!」
 
ジャイアンは、目の前にある食事を豪快に食べていた。
 
「よっぽどお腹が空いておったんじゃのう・・・・・しかし、若いもんはよく食べるわい。」
 
その様子をケインはその食べっぷりに感心していた。近くではミニドラが走り回っていたが特に気にする様子はない。
 
一方のしずかの方は落ち着いて食事ができないようだった。
 
「うん?お嬢さん、お口に合わんかったか?」
 
「い、いえ。おいしいです。」
 
「・・・・・もしかして、周りを走り回っておるチビたちのことが気になるのかね?」
 
「・・・・・・」
 
「フッフッフッ・・・・・・図星のようじゃのう。」
 
「おじいちゃん、なんでちっちゃいドラえもんいっぱい持ってるの?」
 
玉美の方も興味津々のようだった。
 
そこへスネ夫がマイマインに連れられてやってくる。
 
「あっ、やっぱりみんな起きて・・・・・・って、なんでこんなにミニドラがいるの?」
 
「おう、スネ夫。お前もこっちに来て食えよ!うまいぜ!」
 
「全くジャイアンは・・・・・・・・あっ!あなたはもしかしてケイン博士!?」
 
スネ夫はケインの姿を見て驚く。
 
「おっ、君がスネ夫君かね?いかにもわしがケインじゃよ。」
 
「えっ?ぼ、僕の名前まで・・・・・・」
 
「マイマイン、ゼロはどうしたんじゃ?」
 
「仕事があるからってさっさと帰りました。」
 
「全く、エックスといい、ゼロといい最近は大変になったもんじゃのう。」
 
ケインは残念そうな顔をする。
 
「ねえ、ジャイアン・・・・・・」
 
「うんうん・・・・・この肉うま・・・・」
 
「もう!食べるよりもドラえもんを助けに行くのが先でしょ!!」
 
「おぉ!?いっけねー!?忘れてた!?」
 
食事に夢中になってたあまりにジャイアンは驚きの表情をする。
 
「さっ、君も腹が減っておったじゃろう。まずは食事でも・・・・・」
 
「あっ、はい・・・・・・(やっぱり、ここはロックマンXの世界なんだ・・・・・・でも、ひみつ道具を知っているのと言い、ミニドラが家にいるなんて・・・・・・)」
 
スネ夫はとりあえず出してもらった食事を平らげるとケインはミニドラたちと共に四人を自分の書斎へと連れて行く。ミニドラに髭を引っ張られたりといたずらされていたがケインは特に気にしている様子はない。
 
「さっ、その辺に腰を掛けて。」
 
ケインに言われて四人は目の前にあるソファーに腰を掛ける。
 
「あの・・・・・早速なのですがケイン博士・・・・」
 
「何故ひみつ道具のことを知っているのかじゃろ?」
 
「えっ?えぇ・・・・・」
 
「それとミニドラがどうしてわしの家にいるのか?」
 
「そうそう!じいさん確かえっと・・・・・・ロックマンX2に出て来ていた博士だろ?」
 
「?X2?」
 
「ジャイアン、ここでゲームのナンバリング言われても分かりっこないよ。」
 
「あっ、そっか。」
 
「君たちのことはエックスから聞いておったんじゃよ。」
 
「「・・・・・・・・はっ?」」
 
ケインの言ったことにジャイアンとスネ夫は唖然とする。
 
「エックスって、あのロックマンXが・・・・・・」
 
「俺たちのことを知っている?」
 
「あの・・・・・それは一体どういう意味なんですか?」
 
しずかが聞くとケインは真面目な顔で話し始める。
 
「うむ、わしもエックスから打ち明けられるまでは知らんかったんじゃが、エックスは元は君たちの仲間の一人だったんじゃよ。」
 
「俺たちの仲間?」
 
「そのエックスさんという方が言っていたことは本当なんですか?」
 
「では、君たちが一匹の首長竜 ピー助と白亜紀の恐竜時代を恐竜ハンターから追われながらも冒険したのは覚えているかね?」
 
「「「!?」」」
 
「ねえ、何の話なの?」
 
玉美以外は驚いた顔でケインを見る。
 
「では、犬のペコ・・・・・いや、クンタック王子の国を救うために大魔境を冒険した話はどうかな?鬼岩城や惑星 コーヤコーヤでの悪人との一騎打ちのことでも良いが・・・・」
 
「ペコの話を知っているのか!?」
 
「エルやバギーちゃんのことまで!?」
 
「みんなエックスから聞いた話じゃ。言っておくが漫画とかの話ではないぞ?」
 
「でも、冒険のことまで知っている奴なんて・・・・・・・!?いや、そんなはずはねえ。あいつはもう・・・・・」
 
ジャイアンは何か思い当たることがあったがすぐに取り消す。それを察したのかケインは口を開く。
 
「野比のび太くんのことを言いたかったのではないかね?」
 
「!?」
 
「ケイン博士・・・・・・なんでのび太の名前まで!?のび太は6年前事故で・・・・・・」
 
「もし、エックスがその野比のび太君の生まれ変わりだったとしたら?」
 
「「エックスがのび太の生まれ変わり!?」」
 
「つまり、のび太さん本人だって言う事!?」
 
「わしも最初に聞いた時は驚いたが輪廻転生という言葉がある故に決してあり得ないわけではない。」
 
ケインから明かされた事実に三人の顔は硬直する。確かにほとんどの話は自分たちしか知らないし、コーヤコーヤのことに関しては自分たちよりものび太の方が詳しい。っという事はエックスがのび太だと納得できる。
 
「エックスがのび太の生まれ変わり・・・・・・・でも、それならミニドラやひみつ道具があるのも納得できる。」
 
「のび太さんがロボットに・・・・・」
 
「爺さん!のび太の居場所を教えてくれ!」
 
ジャイアンは頭を下げて頼み始める。
 
「と、突然何を言い出すんじゃ!?武くん。」
 
「俺たち、大事な友達が変なロボットたちに捕まっちまったんだ!」
 
「そ、そうなんです!それもかけがえのない友達で・・・・・・」
 
「ちょいちょい待たんか。一旦落ち着いて。」
 
ケインは騒ぎ出した二人を落ち着かせようとする。一方の玉美はその話を聞いて少しわからないようだった。
 
「のび太お兄ちゃんって玉美が生まれる前に事故で死んじゃったんじゃないの?」
 
「えっと・・・・・わかりやすい言葉で言えば姿は違うけど中身は玉美ちゃんのお兄ちゃんって言う事よ。」
 
「じゃあ、お兄ちゃんなの?」
 
「そう。」
 
「お兄ちゃんか・・・・・」
 
「生憎なんじゃがエックスは今取り込み中で会わせる暇がないんじゃ。」
 
「どうしてなんだよ!?」
 
ジャイアンはケインに聞く。
 
「今、イレギュラーハンターは、ドップラー軍壊滅のために動いておる。とても忙しい身なんじゃよ。」
 
「ドップラー軍?」
 
「あっ!もしかしてX3の内容なのかも・・・・」
 
スネ夫の言葉にジャイアンとしずかは首を傾げる。
 
「来月発売予定の新作で確か次の敵の名前がそんな名前だったような気がするんだ。」
 
「じゃあ、ドラえもんはそいつらに捕まっちまったってわけか?」
 
「そうなるね。会社の裏情報だと今回の敵は科学者だからもしかしたら・・・・・・・・」
 
その直後、部屋にものすごい揺れが起こる。
 
「なっ、なんだぁ!?」
 
全員が驚いているとマイマインが慌ただしく入ってきた。
 
「大変です博士!ドップラー軍がここシティ・アーベルに空爆を開始し始めました!?」
 
「なんじゃとっ!?」
 
「急いでみんな地下シェルターへ!!」
 
「マイマイン、ハンターベースの方はどうなっておる?」
 
ケインは地下シェルターに移動しながらマイマインに聞く。
 
「現在ドップラー軍の空軍と都市防衛用大型メカニロイドが襲っているとのことです!」
 
「シェルターの通信機からエックスとゼロを呼び戻せ!急いで本部を守れと!」
 
「わかってます!」
 
一同はケイン宅にある地下シェルターへと逃げ込む。
 
「ここは特殊合金でできているので爆撃ではビクともしません。」
 
「ふう・・・・・・」
 
「・・・・・・」
 
「ジャイアン何黙っているの?」
 
「・・・・今頃、のび太の奴戦っているんだろうな・・・・」
 
「そうだろうね。」
 
「くそ!俺たちはここで大人しくしているしかないのか!」
 
ジャイアンは悔しそうに言う。
 
「ジャイアン、大丈夫だよ。のび太がエックスだって言うんならゼロが一緒に居るはずなんだし・・・・・」
 
「そういう問題じゃねえんだ!例えのび太がエックスだろうがゼロだろうが、もう一度会えるかもしれないんだぞ!俺たちのかけがえのない仲間に!心の友に!それなのに・・・・・命がけで戦っているのを何もしてやれないなんて・・・・・・・」
 
「武さん・・・・・」
 
「武お兄ちゃん。」
 
「・・・・・・どうしてもエックスに会いたいか?」
 
ケインは真剣な顔をして四人に聞く。
 
「そりゃあ、もちろん!」
 
「ぼ、僕も・・・・・・」
 
「私も会いたい!」
 
「・・・・・・・うむ、ならこのシェルターからハンターベースに繋がっている地下道がある。」
 
「「「地下道!?」」」
 
ケインはシェルターに設置されているパネルを操作する。するとシェルターの壁の一部が開き地下通路が現れる。
 
「この道をまっすぐ歩いてその先の梯子を昇ればハンターベースの中へ潜り込める。」
 
「おぉ!じいさん、ありがとな!」
 
四人は急いでいこうとするとケインは一匹のミニドラを渡しておく。
 
「わしの時は道具を出してくれんかったが君たちなら力を貸してくれるじゃろう。」
 
「ドラララ!」
 
「ありがとうございます。」
 
「よし、それじゃあみんな、のび太の手助けをしてドラえもんを助けに行くぞ!!」
 
「「おぉ!!」」
 
「お~!」
 
「ドラララ!」
 
ジャイアンたちは地下通路を走って行った。
 
「若いもんは本当にいいのう~。あんなに走れて。さて、あの子たちと再会してエックスはどんな反応をするのかのう・・・・・・・」
 
「本当に大丈夫なんですかね?」
 
そんなことを言いながらマイマインとケインは爆撃が止むまでシェルターの中で大人しくするのであった。 
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