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ドラえもん のび太の転生ロックマンX

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ミニドラ登場

 
前書き
ミニドラが可愛すぎる。ペットに一体は欲しい。 

 
ハンターベース
 
「ケイン博士、カウンターハンターの基地はまだ発見できないんですか?」
 
コンピュータ施設から戻ってきたエックスたちは、ゼロの修理を一旦中断して休息をとっているケインのところに来ていた。
 
「うむ・・・・・今イレギュラーハンター本部が総力をかけて見つけ出そうとしておるのじゃが手間取っておってな。もうしばらくかかるそうじゃからエックスたちも少し休息をとっておけ。しばらく碌に休んでおらんかったからのう。」
 
「ケイン博士、しかしこうしている間にも・・・・・」
 
「わかっている。じゃが、エックスよ。焦ってはカウンターハンターの手の内に堕ちる危険性も大きい。奴らはお前に敗れ続け相当焦っておるはずじゃ。何かしかけて来ることは確かじゃろう。だから、少し休んで心に余裕をもっておけ。」
 
「・・・・・そこまで言うのでしたら。分かりました。少し休息をとっておきます。」
 
エックスは、ケインにそう言うとメンテナンスルームから出ていく。
 
「エックス・・・・・」
 
マーティは一人心配そうな目で見つめるがビートブードは彼女の肩に手を置いて言う。
 
「隊長は焦っているんですよ。まだ今回の事件の黒幕がまだ生きているし、何をするのかわからないから。」
 
「・・・・・・」
 
マーティは、黙ってメンテナンスルームから出て行った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハンターベース 屋上
 
エックスは部屋には戻らず屋上で空を見ながら寝っ転がっていた。
 
「ふう・・・・・・・」
 
こうして空を見上げながら寝るのは久しぶりだった。最近は隊長としての仕事とイレギュラー討伐が多かったためここに来ることはほとんどなくなっていたからだ。
 
「・・・・・・・はあ、昔みたいに裏山の草の上で寝っ転がりたいな・・・・・・あの山での程よい風と土のしっとりとした冷たさ。そして、木の上に登った時しか味わえない木のベッド。今度休暇取れるようになったらどこかの野山にでも行こうかな・・・・・ケイン博士やマーティ、ゼロも復活したら・・・・・・・あ、でもマーティはああいうところあまり好きじゃないかもしれないな。元々マーメイドタイプだったし・・・・・・」
 
前世の懐かしき思い出を口にしながらエックスは目を閉じる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一方のマーティは、一人隊長室の自分の席に座っていた。部屋で休んでいようと考えていたのだがどうも落ち着かずここに来たのだ。
 
「・・・・・・・エックスって、こういうとき何やってんのかしら?」
 
マーティはぐったりとしながらエックスの机を見る。
 
「・・・・そう言えばアタシって普段エックスが何をしているのかさっぱりわからなかったわよね。・・・・・・何も知らないなんて・・・・・・じいさんでも何か知ってそうなのに。はあ。」
 
マーティはため息をついてエックスの机の中を少しいじってみる。エックスがこの現場にいたら怒られるかもしれないが何も知らないという劣等感があるためかそこまで気にしていない。すると机の中から一つのケースが出てきた。
 
「何かしら?」
 
マーティがケースを開けてみると中には大事そうにしまわれている半月型の布のようなものが入っていた。
 
「何この布袋?」
 
マーティは布袋の中に手を突っ込んでみる。しかし、小さいにもかかわらず中はどうなっているのかわからないほど深いようだった。
 
「一体どうなってるのよ・・・・・このポケット・・・・・」
 
マーティは、不気味に思いながらもポケットの中から一つの巨大な球を出す。サイズはバスケットボールより一回り大きく中央部分が縁どられている。
 
「・・・・・・何これ?」
 
マーティは、ポケットをケースにしまい直して球を手に取ってみる。球には張り紙が張られていて汚い字で読みづらかったがどうにか宛先が「のびのびた」と読めた。
 
「誰なのかしら?のびのびたって。もしかしてエックスの本名?いや、それはないだろうし・・・・・・・」
 
マーティはそんなことを言いながら球を開けようとする。中に何か入っているらしい。強引に蓋を槍で開いてみると中には小型の赤いダルマのようなメカニロイドらしきものが入っていた。
 
「め、メカニロイド?」
 
マーティは奇妙そうにそのメカニロイド?を見る。するとメカニロイド?は目を開いてマーティを見る。マーティは思わずバスターショットを構えようとするがメカニロイド?の方が先に彼女の胸に向かって飛びついてきた。
 
「きゃっ!?」
 
彼女は驚きのあまりに尻もちを搗くがメカニロイド?の方は笑いながらマーティの顔を見ていた。
 
「ドラララ!ドラララ、ドララ!」
 
「な、なによコイツ!?離れなさいよ!!」
 
マーティは、急いでメカニロイド?を突き離そうとするがビキニアーマーをぴったりとくっついてしまっているのか離れない・・・・・と言うか無理やり離すとアーマーごと取れそう。
 
「ドラララ!ドララ~!」
 
「もう・・・・・・なんでこんな目に遭うのよ。」
 
マーティは仕方なくメカニロイド?をそのままにし、ケインに助けてもらうべく隊長室から出て行った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メンテナンスルーム
 
「・・・・・・マーティ、何なんじゃ?そいつは?」
 
ケインは、半泣きできたマーティを見ながら思わず聞く。
 
「うぅ・・・・・・こいつが突然飛びついてきて離れないのよ・・・・」
 
「ドラ?ドラララ!!ドラドラ!」
 
「ふん・・・・・・・・・こんなメカニロイド見たのは初めてじゃ。というより本当にメカニロイドなのかどうかも怪しいぞい。うん・・・・・型から考えるとタヌキ型かダルマ型かのう・・・・・」
 
「ドッ!?」
 
ケインの一言にメカニロイド?はショックを受けたのかマーティから離れて落ちる。
 
「あっ、取れた。」
 
「ドッ、ドッドッドッ!!」
 
メカニロイド?は怒ったよう動く。しかし可愛らしいせいかケインは思わず笑った。
 
「なんか怒っているのかのう?可愛らしいわい。」
 
「まあ・・・・・確かに可愛らしいけど。」
 
「うん・・・・・名前はタヌキにちなんで“タヌちゃん”はどうかのう?」
 
「ドラ~!!」
 
メカニロイド?はケインに飛び掛かった。
 
「あっ。」
 
「うお~!?」
 
「ドラ、ドラドラ、ドラ!!」
 
メカニロイド?はケインの顔を踏みつける。受けているケイン本人にはたまったものではないがマーティからしてみれば飼い犬が飛び掛かって悪戯しているようにしか見えない。
 
「あいててて!!わ、ワシが悪かった!?タヌちゃんはやめるからやめてくれ~!!」
 
そこへエックスがビートブードを連れてメンテナンスルームに来た。
 
「ケイン博士、ゼロの修復はどのくらい・・・・・・・・」
 
「あいてててて!!」
 
「エックス隊長!ケイン氏がタヌキ型イレギュラーに襲われています!?カウンターハンターからの刺客でしょうか!?」
 
「なっ!?」
 
エックスは目の前の光景を見て絶句する。そして、急いでケインの顔からメカニロイド?を引き離した。
 
「ビートブード!そこのどら焼きを持ってきてくれ!」
 
「へっ?」
 
「そこにテーブルに乗っているものだ!」
 
「あっ!こ、これですか!?」
 
エックスの指示でビートブードはテーブルに置かれているどら焼きを持ってくるとエックスに渡す。受け取るとエックスはメカニロイド?の目の前に出す。
 
「ドラ!?」
 
「さあ、これあげるからもう大人しくするんだ。」
 
エックスはメカニロイド?を降ろすとどら焼きを渡す。メカニロイド?は嬉しそうにどら焼きを受け取ると口を大きく開けて頬張った。
 
「ドララ~。」
 
「うわあ・・・・・メカニロイドが食べ物を食べた・・・・・」
 
ビートブードは驚いた顔で言う。エックスはケインの方を見る。
 
「博士・・・・・・俺の机を勝手にいじりましたね?何度も断ったからとはいえ流石にただではすみませんよ。」
 
「ち、違う!?儂は何もしておらんぞ!?」
 
「じゃあ、なんでミニドラが出てきているんですか!?ポケットから出さなかったらここにいないんですよ!!」
 
「み、ミニドラ?」
 
「この子の名前ですよ!!全く、もうこうなるんだったらポケットの場所も考えなくちゃな。博士も俺の部屋に来る暇があるんだったら早くゼロを直してやってください!!」
 
エックスは、怒りながらケインに言う。予想外の事態にケインは戸惑うばかりであったが流石に全部の責任を押し付けられないと思い、マーティが口を開く。
 
「ごめんなさい、エックス。アタシがこの子出したの。」
 
「えっ?」
 
ケインを叱っていたエックスはきょとんとした顔で彼女を見る。当のミニドラもマーティの肩に乗りながら遊んでいた。
 
「ちょっと興味本位でいじってたら・・・・・・・・」
 
「・・・・・・・」
 
「・・・・・・・・・ごめんなさい。」
 
「ドラララ!」
 
「・・・・・・・ふう、しょうがない。出てきちゃった以上早々カプセルに戻りたがらないし、ケイン博士のところに置いておくと何するかわからないから、責任をもって世話するしかないな。」
 
エックスは頭を抱えながら言う。
 
「えっ?こ、このメカニロイド?を隊長が世話するんですか!?」
 
「ドラ?」
 
「いや、俺一人だと見きれないところがあるからマーティにも見てもらう。意外に懐いているようだし。」
 
「あ、アタシも?」
 
「ドララ。」
 
(うわあ・・・・・・・夫婦だ。)
 
「とにかく、マーティはミニドラをちゃんと面倒見ること。博士は、早くゼロを直してやってください。」
 
「「は、はい。」」
 
「はあ・・・・・・ミニドラ。今日は外で食べようか。」
 
「ドララ~!」
 
ミニドラは、マーティの肩から飛び降りてエックスについて行く。
 
「ま、待ってよ~!アタシも行く!!」
 
マーティも急いで二人の後を追う。
 
「・・・・・・博士、大丈夫ですか?」
 
「お、おおう・・・・・・・ビートブード。お前だけじゃよ、儂のこと心配してくれたの。」
 
ケインとビートブードは、そんなことを言いながらも三人を見る。
 
「・・・・・・・親子ですね。」
 
「親子じゃな。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「エックス。」
 
「ん?」
 
エックスはミニドラと手をつなぎながらマーティを見る。
 
「ミニドラのカプセルに『のびのびた』って名前が書いてあったんだけど、エックスとどういう関係があるの?」
 
「あぁ・・・・それか・・・・・話はずいぶん長くなるけど・・・・・」
 
 
 
 
 
 
翌日、ようやくカウンターハンター基地の場所が分かった。 
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