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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百六十話 力を合わせた結果その十二

「もうそろそろね」
「休憩した方がいいです」
「そうよね、沙耶香ちゃんもね」
「沙耶香も働き過ぎですね」
「そうなってきたから」
「そっちには僕が行くから」
 出久が舞衣とエレンに言ってきた。
「だからここはね」
「はい、薫と沙耶香のところはですね」
「緑谷さんが行ってくれますか」
「俺も行く」
 天哉も来て言ってきた。
「だから任せてくれ」
「じゃあお願いします」
「ここは」
「それじゃあね」
「今から交代だ」
「さて、三日目に入ってもだ」
 エーリカは戦場全体を見回して話した。
「このままだな」
「そうだ、まだ続く」 
 鴻上がそのエーリカに話す。
「だからだ」
「我々も戦っていく」
「最後の最後までな」
 まさにというのだ。
「そうしていこう」
「そうだな」
「そしてだ」
 鴻上は笑ってこうも言った。
「最後はだ」
「スサノオが出て来るか」
「必ず出て来る」
 このことは間違いないというのだ。
「その時までだ」
「まずは耐えることだな」
「そうだ、耐えることもまた戦いなのだ」
 こう言ってだ、鴻上は。
 戦士達に馳走を出して高らかに言った。
「食べよう!今の我々は!」
「食べてそうしてよね」
「そうだ、頑張るのだ」
 リッツにも言うのだった。
「最後の戦いまで」
「正直その時チン達立ってるかどうかわからないけれど」
「戦える者がいればだ」
「それでよね」
「スサノオと戦うことが出来る」
 そして勝てるというのだ。
「だからだ」
「ここは、よね」
「思う存分戦おう」
「そして最後に勝つのは」
「人間なのだよ」
 こう言って戦うのだった、そしてだった。
 戦士達は懸命に戦い続けた、それペンギンコマンド達も一緒で二機のダイミダラーの前で戦っていた。
 それでだ、こんなことを言うのだった。
「今回も大変だな!」
「ああ、敵の数は多いぞ!」
「倒しても倒しても出て来るぞ!」
「本当にいつも通りだな!」
 こんなことを言いつつ戦う、そして怪人や戦闘員達を倒しつつ。
 その中でだ、彼等は同じ場所で戦っているアスタに言った。
「アスタ、疲れたら休めよ」
「そしてゆっくり食べて食えよ」
「我慢したら駄目だぞ」
「沢山食べるんだっぞ」
「ああ、無理するなって言ってくれるなんてな」
 アスタはペンギンコマンド達に戦いつつ応えた。
「嬉しいな」
「だって本当のことだからな」
「無理は禁物だってことはな」
「それがいい結果にはならないぞ」
「かえって怪我するだけだぞ」
「俺達だってそうだしな」
「そうだよな、それであんた達ってな」
 アスタは今度はコマンド達自身に言った。 
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