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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第三百六十話 力を合わせた結果その一

               第三百六十話  力を合わせた結果
「ハッピーバースデー!!君達全員の新しい門出に!」
「今度は何の誕生日だ」
「あの、またいきなりですけれど」
 ジレッドとノインが無数のデコレーションケーキを出してグラスで乾杯をしようと言う鴻上に尋ねた。
「あと少しで決戦がはじまりますが」
「今は誕生日を祝う時ではないと思うが」
「そうだ、もうすぐ決戦だからだ」
 それでとだ、鴻上は二人に答えた。
「だからこそだ」
「誕生日祝いか」
「そのケーキですか」
「君達はこの度の決戦でも多くのものを得る」
 このことが間違いないというのだ。
「だからだ、戦いの前にこのケーキ達も食べてだ」
「そうしてか」
「戦ってですね」
「成長していく」
「そのはじまりだからですか」
「今私は祝福の言葉を君達に贈ったのだ」
 そうだというのだ。
「ではいいな」
「わかった、ではな」
「ケーキも頂きます」
 ジレッドとノインも応えた、そしてだった。
 戦士達は決戦の前にケーキ達を食べた、大勢でしかも大食の者も多いのでケーキは奇麗になくなった。
 食べ終わってからだ、ハルは言った。
「あっ、ケーキを食べてお腹が膨れて」
「身体もあったまってきたわね」
「しかも元気が出て来たよ」
「そうよね」
「まずは食うことだからな」
 火野もケーキを食べた、そのうえでハルとリーザに話した。
「戦うにしても」
「だからですね」
「今のケーキはよかったんですね」
「うん、そして甘いものだから」
 ケーキがそうしたものであることからもだ、火野は話した。
「力も出るだろ」
「戦いの前に」
「そうなりましたね」
「もう朝飯は食ったけれどな」
 ガジェルも笑って話す。
「ケーキ食った分余計に力が出たな」
「ええ、これならね」
「最初から元気よく戦えるわ」
「ケーキも食べた分だけね」
 ミザルキカザルイワザルも言ってきた。
 そしてだ、イルナがルルナに言った。
「ルルナちゃん、私達もね」
「その時になったわね」
「うん、じゃあ呼ぼうね」
「あの人達を」
「そういえば君達召喚出来たな」
 後藤もここでこのことに気付いた。
「だからか」
「はい、いよいよです」
 イルナも後藤に答えた。
「召喚させてもらいます」
「それじゃあな」
「ただ、です」
 ここでもこうも言ったイルナだった。
「出て来る人はあくまで運で」
「運が悪いとか」
「星一の人が出ます」
「昔はお姉ちゃんが独占していたけれど」
 ルルナも言ってきた。
「星一の人は」
「それでルルナちゃんが星五つでね」
「格差社会になっていたけれど」
 それがというのだ。
「変わって」
「均等になったからね」
「果たして誰が出て来るか」
「それで大変なことにもなったしね」
 カンパネルラはハルが所謂課金中毒、廃人になっていた時のことを話した。 
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