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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話

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第百八十六話

 
前書き
サブタイトルは「猫耳男の娘が恋人(?)達の下着を選ばされる話」。
うん…薄々わかってる人もいるかもしれないけど、サブタイトル着き=R18なんですよ。
この話R18として書いてたけど結局直接描写消して無理矢理終わらせたんですよね…。
なお時系列的には冬休み延長戦の間。 

 
1月13日。

「いやだー! お前らだけで行けよ!」

箒に襟首を捕まれた一夏がジタバタと暴れる。

「ええい往生際が悪いぞ一夏! ビジュアル的には問題無いのだからいい加減諦めろ!」

「だいたいなんでわざわざ買うんだよ! 作ればいいじゃないか!」

「お前に選ばせて恥ずかしがる顔を見たいからに決まってるだろうが!」

「ちったぁ隠せよ!?」

現在一夏達一行は街中のランジェリーショップに着ていた。

そう、ランジェリーショップである。

其なりに広い店内には何人かの客が居る。

「束ちゃん束ちゃん」

「なにかなえーちゃん」

「なんでお姉ちゃんはあんなに嫌がってるの?」

「んー? 箒ちゃんとかおーちゃんとかの下着を選ぶってなるといっ君の雪片が零落白夜しちゃうからねぇ」

「?」

「つまりお兄さんのチンp「言わせねぇよ!?」

淫語を口走ろうとしたリムだったが、一夏がそれを魔法で阻止した。

パクパクと口を動かすが声が出ないリム。

「つーかなんでリムがそんな言葉しってるんですかねぇ?」

「ああ、こないだスコールが教えてたぜ」

「スコオオォォォオォォルウウゥゥゥッ!?」

なんだかんだ理由をつけてこの場にいない女に対して一夏が驚愕の声をあげた。

「まぁ落ち着けよイチカ」

オータムがポンと一夏の頭に手を置いた。

「おいオータム」

「なんだよ」

「今日あたり管理者権限でガ・ボーのDDS(ドラッグデリバリーシステム)起動して媚薬流し込むからなぶっていいぞ」

「それは魅力的だがどうせならアレが欲しい」

「アレ?」

「チ◯ポ生やす薬」

「もう言っちゃってるじゃねぇか…。ま、まぁ…それに関しては渡すよ」

一夏がスマホを出してちょいちょいと弄る。

「そら」

オータムが自分のスマホを確認するとジェットインジェクターとカートリッジが送られていた。

「ありがとよ」

あーだこーだ言ってる内にランジェリーショップに連れ込まれた一夏。

ここに居る箒、束、オータムの下着選びを手伝わなければならない。

「おいお前ら三人さっさと選んでこいよ。見てやっから」

と一夏が三人に言った。

「ん? 何を言ってるのかないっ君?」

「?」

「四人だよ。私と箒ちゃんのはまぁ…」

「はぁ?」

一夏がオータムを指差し…円香、リム、エレンを指差した。

「うん。正解だよ」

「いやいやいやいや。待てよ」

「お兄さん。なるべくえっちなのおねがいしますね」

「よくわからないけど、お兄ちゃんをゆーわくできるのがいい」

「お姉ちゃんが好きなやつでいーよ」

頬をひきつらせる一夏。

「いやいやいや。お前ら身長だけならまぁ……10歳児くらいはあるがそれでもそのサイズの下着なんて……」

「あるわよぉ…この子達向けの下着ぃぃ…」

「ぴゃ!?」

一夏が後ろを向くと、ボサボサのロングヘアーに野暮ったい眼鏡をかけてジャージを来たわざとらしい芋女がたっていた。

胸に着けたプレートが店員…もっと言えば店長であると示している。

「うぇへへへへ……なんでこんな辺鄙な所の店がやっていけるとおもってるのぉ?
圧倒的品揃えのおかげよぉ」

一夏が芋女が指差した方を見た。

そこにはサイズの小さいエロ下着が並んでいた。

「あなたぁ、罪な男ねぇ。こぉんなにもかわいいロリッ子にぃ、下着を選ばされるなんてぇ…」

「哀れんではくれねぇのかよ…」

箒は嬉々としてエロ下着を見に行き、オータムは普通の下着を見に行き、束はロリsを連れていった。

「ねぇねぇ…猫耳男の娘くぅん…」

「なんすか」

「これぇ…着てみなぁい?」

と芋女が持っていたのは…。

「貞操帯じゃねぇか!?」

「ただの下着よぉ…」

「それは下着じゃない」

「まぁいいわぁ…あとであの子達に渡すからぁ…」

「うわぁー……意味ねぇ…」

実際吸血鬼化した一夏からすれば性行は娯楽だ。

自分の性衝動を完全にコントロールしている一夏にとって貞操帯など意味のない物の一つだ。

「じゃぁこっちわぁ…?」

芋女が取り出したのはまたもや貞操帯。

ただし……女性用だ。

「買いで」

「まいどありぃ…」

(あのバカにバイブでも突っ込んでその上からつけさせようか)

「それでぇ…おいくつお買い上げですかぁ…?」

「んー……取り敢えず、3つ」

「6つじゃなくてよろしいのでぇ…?」

「俺そこまで鬼畜じゃないよ」

一夏が支払いを済ませて貞操帯を受け取る。

暫くするとオータムが下着を持ってきた。

「な、なぁ、これ…とか…どう…だ?」

(恥ずかしいならやるなよ…)

オータムが持ってきたのは黒いレースの下着だ。

「んー……ちょっと待って」

一夏が少し奥に行って辺りを見渡す。

「えーと…………」

一夏が下着を手に取った。

「オータムならこっちじゃない?」

一夏が渡したのは白に僅かなピンクを混ぜたような色の物だ。

「オータムは肌白いから、こっちがいいよ。黒みたいなのはそっちに目が行く」

するとオータムがジトーっとした視線を一夏に向ける。

「なんだよオータム」

「テメェがみるのが前提なのか?」

「…………………開き直ったらダメか?」

「ダメだろ」

「もうやだぁ……」

「ま、でもこれは候補に入れとくぜ」

一夏が差し出した下着をぶんどるオータム。

「あ、さっきの黒も精一杯頑張ってる感が出てて可愛いぞオータム」

「うっせ!」

顔を赤くするオータムをニヤニヤしながら見ている一夏。

その一夏の肩を箒が叩いた。

「なぁ一夏これなんかどうだ」

箒がもっていたのは……。

「ニプレス&前貼りセット(ハートver)? お前バカなのか?」

「少しは顔を赤らめるとかしたらどうだ一夏?
わたしがこれを着けているのを妄想してみろ」

「いやお前ピアスつけてどうやってそんなのつけるんだよ」

一夏が箒のジーンズに手を入れて、ピアスのリングに指を通した。

「こんなのつけてどうやって前貼りとかするんですかねー?」

クイックイとピアスを引っ張って指を抜いた。

「バカっ…人前だぞ」

「もう少しまともなの選んでこいバカ」

「じゃぁこれは後でオータムに薦めるか…」

「オータムを変態の道に引き込むな歩く十八禁」

箒が企み顔で戻っていくのを一夏は不安げに眺めていた。

(なに企んでやがるんだアイツ……)

そこで束が一夏を呼んだ。

「いっ君、どう?」

束が一夏に聞いたのは自分の下着ではなかった。

「あー、うん。いいんじゃない?」

一夏は取り敢えずコメントを避けた。

なぜなら下着を持っているのがロリsだったからだ。

「お兄ちゃん。なんか無いの?」

「ねぇよ。いったい何をコメントしろってんだよ」

「どうですか? 私たちにムラムラしますかお兄さん?」

「しねぇよ。したら事案だよ」

「お姉ちゃん私がこれ着たら似合うと思う?」

「ああ、似合うんじゃねぇの?」

一夏の適当な返事にムッとするロリs。

「はぁ…」

とため息をついた一夏の肩を再び箒が叩いた。

「これとかどうだ? お前が着るやつだ」

箒が持ってきたのは一見水着に見えなくもない物だ。

「はぁ?」

「だから、お前が着るのだ。なに、既にベビードールを寝間着にしているお前ならば問題あるまい」

「着ねぇよ」

と一夏は突っぱねるが…。

「お姉ちゃんがそれ着てるの見たい」

「猫耳と尻尾は隠さないでくださいね」

「がら空きの背中をすりすりしたい」

仕返しとばかりにロリsが言い出した。

「よし、買うか」

それを見てオータムは肩を振るわせていた。

それに多少イラッとした一夏は…。

(ガ・ジャルグのDDSも起動するか…。いやスコールにも生やすか)

悪魔的な仕返しを考えていた。











一夏達が帰宅して、ファッションショーが始まった。

「ねぇ俺居なきゃダメ?」

帰宅するなり量子展開機能で無理やりピンクのシンデレラバストサイズの下着を着けさせられた一夏がムスッとした顔でぼやく。

隣に座る箒が徐に顎を撫でる。

「にゃぉーん…ごろごろ…」

なんだかんだ言いつつパレードを使わず耳と尻尾をそのままにしている辺り満更でもないのかもしれない。

最初にロリsが出てきた。

「どうですか? 似合いますか?」

「似合うよ。似合いすぎて犯罪臭がするよ」

はぁ、とため息をつきながら一夏が言った。

ロリsが下着姿でわちゃわちゃしていると、廊下から口論の声がした。

「なんだ…? オータムと束さん何もめてんだ…?」

気になった一夏が席を立ち、扉を開けた。

「いったい何をもめ…………て……」

一夏が絶句した。

そこには黒の猫ランジェリーを着たオータムが居たからだ。

「oh……似合ってるぜオータム」

「うるせええぇぇぇッッッッッ!!!!」

ッパァ━━ンッッッ‼ という音と共に一夏の頬に紅葉が張り付いた。

「うわぁ……いっ君、漫画みたいな紅葉だよ」

「うん。すっごい痛い」

顔を赤くしたオータムがガ・ジャルグを纏う。

「ふーっ…ふーっ…」

「猫みてぇ」

「お前が言うな!」

「とりあえずさっきのスクショだけど、スコールに送ったから」

「はぁ!?」

ISでなぐりかかったオータムだったが、それはあっさりと一夏に止められた。

「うわあっぶねっ…。減速魔法使ってなかったら家に傷ついてたぞ?」

「バケモノめ…」

思い切り殴って気がすんだのか、オータムがISを解除してリビングへ入った。

「オータムってからかったら可愛いよね」

と一夏が言えば。

「同感」

と束がサムズアップで返した。










その晩、一夏と箒はフタナリのオータムとスコールのまぐわいをニヤニヤしながら覗くのだった。 
 

 
後書き
「バカっ…人前だぞ」
実はこのセリフにハートマークついてました。
あと所々R18の名残が散乱してます。 
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